EP.16 ページ32
〇リクエストより
「うつ」
main green
sub black、red
リアル設定
──────
黒side
慎「いやだっ!!はな、してっ!!!」
ジェ「うっ...い゛っ」
北「ジェシー!!」
慎太郎がジェシーを思いっきり突っぱねて、そんなことされるとは思っていなかっただろうジェシーは壁に激突。
ジェシーの顔がぐしゃっと苦しそうに一瞬だけ崩れて、その後すぐにほんの少しだけ口角を上げた。
ジェ「Ehehe...大丈夫だいじょーぶ。」
慎「ぅ、やだ...ごめっ、ごめんなさっ。ﾊｧｯﾊｧｯ...じぇし...」
呼吸を乱し始めた慎太郎の背中に、驚かさないようにそうっと触れる。突き飛ばされてもいいように身構えたけれど、そんなことはなく慎太郎は俯いたまま動かなくなった。
北「しんたろぉ、疲れちゃったね。今日はもう家帰ろ?」
覗き込んで聞いてみても、慎太郎の目は床をじっと見つめているだけで俺の方どころか黒目がピクリとも揺れなかった。
ただただ苦しげな怪しい呼吸を繰り返すだけで、俺もそこに触れているだけ。
ジェ「荷物まとめようね。ちょっとまっててね」
ジェシーがちょっとだけ腕をかばいながら、慎太郎の乱雑に広がった荷物をまとめ始めた。
綺麗好きな慎太郎なのに。
荷物がまとまった頃には慎太郎の呼吸も落ち着いてきて、背中に触れていた手をそっとそこから離した。
北「慎太郎、荷物持てる?」
慎「...うん...もてる。かえる、いえ...」
ジェ「うんうん。帰ろう。今日は俺達も一緒に慎太郎のお家行ってもいい?」
慎「...ん」
鞄をものすごく重たそうに肩にかける慎太郎。
荷物はほとんど入っていないのにね...
相当参っているのかもしれない。
虚ろな目のままこくんと頷いた慎太郎の姿に、ジェシーと目を合わせた。
『これやばいね。慎太郎今ものすごく落ちているときかも』
言葉はなくても、お互い言いたいことが同じだと伝わるものだ。
慎太郎の心がしんどくなってから、ようやくしっかりと役目を果たすようになった免許証。
シンプルな車の鍵を手に握りしめて、楽屋を後にした。
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. - コメント失礼致します。ジェシーの病系のお話も、書いて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (7月27日 4時) (
レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ぴのﾁｬﾝさん» ありがとうございます! お話を楽しんでいただけているようで、嬉しいです♡リクエストですが、今は募集していません🙇♀️ せっかくですのに申し訳ないです。 (2022年8月12日 11時) (レス) id: 32c6b6bce7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのﾁｬﾝ - 移行おめでとう御座います!私が森本担で、いつも騒いでる末っ子が弱くなってるのが大好きなのでいつも更新楽しみにしてます!!リクエスト~main.緑sub.黄のお話が見たいです。希望は緑くんが体弱い&リアル設定です。更新頑張ってください!応援してます! (2022年8月6日 21時) (レス) @page7 id: 0cb579aaa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2022年7月29日 23時
