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桃side
ちょんちょんと横から袖が引っ張られて、カフを下げる。俺の横にいるこーちも下げた。
大「慎太郎いいよ」
そう言ってあげると、慎太郎は後ろを向いて咳き込み始めた。
慎「げっほげっほ、ｹﾎｹﾎ!!ﾊｧｯ...や、ば...んぇ゛っほ!!」
大「しんどいな...」
高「ほれ、水」
さする背中は熱っぽくて、ヒューヒュー嫌な音がしてる。
高地が出してくれた水を慎太郎に渡すと震えながら、こくりこくり少しずつ飲み込んだ。
北「慎太郎少し外出る?」
丁度ニュースに入ったタイミングなのか、全員が俺ら側に回ってきて北斗がそう言ってくれたけど、慎太郎は首を振るだけ。
慎「んーんっ...ひっ、ﾊｧｯ!!」
大「あ、我慢しないの」
小さく丸まって咳を押さえ込もうとする慎太郎の身体を少し起こそうとした瞬間、ビクンっと背中が波打った。
慎「げっほげっほ！ﾊｧｯ゛....ﾋｭ、、ﾊｧｯゲホゲホ!!んぇっ!ｺﾞﾎｯ、、」
高「おい?!ちょ、」
慎「ﾋｨｯ!!ﾊｧｯﾊｧｯ゛...ごほげほっ、ｹﾎｹﾞﾎｹﾞﾎ」
大「発作!慎太郎薬どこ?!」
全身が痙攣しているかのように激しく咳き込む慎太郎に必死に大声で聞けば、ポッケに少しだけ触れた。
急いで慎太郎のポッケに手を突っ込んで吸入薬を取り出す。
止まらない咳で動く身体から取り出すのは少しだけ難しかった。
ニュースが終わるまで後数分。
大「慎太郎っ、苦しいけど頑張って吸って」
慎「ﾊｧｯ!!ひっひゅ...!ｹﾞﾎｹﾎｯ、ﾊｧﾊｧごほけほっ」
発作が完璧におさまるとは思わないけれど、この状態だと樹達のカフもあげられないし、かと言って慎太郎を移動させることも出来ない。
苦しそうに必死に吸い込む慎太郎も焦っているみたいだった。
慎「ﾊｧﾊｧ゛...ひぃっ、、」
大「そうそう、あと少し」
慎「きょ...も...ｺﾞﾎｯ!」
グラグラと揺れる慎太郎の身体を俺と高地2人で支えれば、ぐったりと身体を預けてきた。
慎「はぁっ...ﾊｧﾊｧ...んん゛ぅ!はぁ...」
樹「カフあげるね。」
慎「んっ、ごめ、なさぁ...ごめ...んなさい」
生理的な涙を流しながらぐったりとして、謝る慎太郎に切なくなった。
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. - コメント失礼致します。ジェシーの病系のお話も、書いて頂きたいです。宜しくお願い致します。 (7月27日 4時) (
レス) id: e82707ab22 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - ぴのﾁｬﾝさん» ありがとうございます! お話を楽しんでいただけているようで、嬉しいです♡リクエストですが、今は募集していません🙇♀️ せっかくですのに申し訳ないです。 (2022年8月12日 11時) (レス) id: 32c6b6bce7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのﾁｬﾝ - 移行おめでとう御座います!私が森本担で、いつも騒いでる末っ子が弱くなってるのが大好きなのでいつも更新楽しみにしてます!!リクエスト~main.緑sub.黄のお話が見たいです。希望は緑くんが体弱い&リアル設定です。更新頑張ってください!応援してます! (2022年8月6日 21時) (レス) @page7 id: 0cb579aaa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん
| 作成日時：2022年7月29日 23時
