二十二話 ページ24
Aside
「ボクはどうすれば良かった…?」
そう涙を流す彼の顔は何処か幼子のようなものを感じた。
あぁそうか、彼はまだ心が子供なんだ。と思った。特にこうだからといった理由は無いけれどきっと心が成長出来ていないと思う、まぁ理由があるとしたら……彼は昔の私みたいだった。なら言うことは決まった。
「ボクは…何のために……」
『生きるのに意味はありません。ですが命を無駄にする意味もありません。一々何をするのにも意味を求めていたらきりがありません。貴方は貴方らしく堂々と生きる。それでいいんです。それで何かを言われたなら言い返す事をしてください。それでも納得できないと言うなら私が直談判します。』
そう言うと彼は涙を拭いて此方をみた、その目は先程とは違い澄んだ目をしていた。
昔の私にこうやっと言ってたら今はこんな感じじゃなかったのかもしれませんね。そう心の片隅で思いながら彼の頭を撫でた。
すると彼は照れくさそうに、そしてとても擽ったそうに喜んだ。
しばらくしてると加州さんが来て「燭台切ズルい！！」と言って後ろから抱きついて来ました。加州さんを片方の手で撫でてあげると大人しくしてくれました。
というか燭台切さんと言うんですね…なら名前で呼びましょうか…
『燭台切さん料理の続きしましょうか』
燭「光忠。」
加「え？」『え？』
燭「光忠って…よんでもらって言いかな……？呼び捨てでさ…」
彼は少し顔を真っ赤にし勇気を振り絞って言った。
加「ちょっと図々しいよ！！俺だってまだ加州さん呼びなのに！！」
そういって燭台切光忠の肩をブンブンと揺らす加州さん
『分かりました。宜しくお願い致しますね、光忠。』
加「ズルい！！ならなら俺も清光って呼んでよーｯ！！」
そういって今度は私の肩をブンブン揺らし始めました。今ならあの梨のゆるきゃらの中の人の気持ちわかるきがします。とりあえず料理の最中ですので早く肩を揺らすのをやめて貰わないとですね……
『分かりました…貴方も改めて宜しくお願い致しますね。清光』
そうすると今度はぎゅうぅぅと力強く抱き締めて来ました。加州さ……清光が嬉しそうだったので止められませんでしたけどね。
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白夜 - リクです！ホワイトデーかバレンタインをお願いします！ (2019年3月21日 1時) (
レス) id: d28a3680d9 (このIDを非表示/違反報告)
彌祐(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！なかなかネタが思い浮かばず更新は遅いですが…頑張ります！ (2018年9月26日 23時) (レス) id: 963abcba02 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2018年9月26日 16時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
彌祐（仮） - なほさん» ありがとうございます！自分文才に自信無いですけど頑張って更新しますね！今はインターネッツが切れてて親のスマホからですけど（ (2018年9月13日 16時) (レス) id: 6c5b5d7a56 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - よきです！(｀；ω；´)更新頑張ってくださいね！！ (2018年9月12日 23時) (レス) id: d951dc4e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彌祐 | 作成日時：2018年7月31日 3時
