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53話 ページ6

「別れてきた」

二人で体育館に向かう途中、心愛は私に言った。

「早っ!なんて言ったの?」
「今は部活に集中したいから、夏の大会が終わったあともあたしのこと好きだったらもう一回付き合って欲しい、って言ってきた」

納得しかけて私は疑問を抱いた。

「夏の大会終わったら勉強に集中する時期じゃないか?」

心愛は真顔で私を見た。

「あたしは勉強に集中しようとは思わない」
「こらこらこらこら」

更衣室に着くと、私たちのクラスの終わりが早かったようで、まだ誰もいなかった。
いつもより広々とスペースを使って着替えながら、私は心愛に聞く。

「そう言えばさ、私が深淵先生のこと好きって三年生全員に教えたの?」
「あ、マッサージのペアのやつ?」

心愛はTシャツからぶんと顔を出した。
私が頷くと、彼女は手ぐしで髪を整えながら答える。

「教えるわけないじゃん。話の流れでマッサージって気持ちいいのかなーってなって、ふにゃふにゃのきーちゃんみたいねーって盛り上がってたから、それを利用しただけ」

私は脱力した。
そんなセクハラっぽい会話が繰り広げられていたとは。

「……まあとにかくありがとう」
「でも、多分だけど優璃は気づいてる」
「……私もそう思う」

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作者名:餅屋 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年11月30日 23時

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