上辺だけなんかじゃないよ (ym×in) (ページ38)

今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:145,602 hit

38 ページ38

知念side

あれからいのちゃんを問いに問い詰めて
やっと聞き出せたさっきの事情、

やるじゃん涼介。

少しつっかえながら涼介とのことを話すいのちゃんは照れてるのか顔を両手で抑えてて、
もさメガネ状態だけどめちゃくちゃかわいい。

ゆーてぃと圭人も驚いてる笑
あんなに可愛いかったっけ？？

みたいな笑

｢なるほどねー購買からずーーーーーーっと！
涼介と手繋いじゃってここまで来たわけか、｣
と言うと

伊｢っちょ！ちねん！！声大きい！！｣
山田に聞こえちゃうからぁ！！と慌てる先輩。

｢なんでそんなに聞かれたらまずいの？？｣
いーでしょ別に！笑と聞くと

伊｢だめ、だよ。山田に迷惑かかっちゃう、｣
山田ね、気になる人いるんだって、、、
と
すごく小さい声でポツリと呟いたいのちゃん。

いやそれあなたですよ、なんて言えないから
言わないでおくけど。

｢なんでそう思ったの？？｣と聞くと

伊｢山田、購買でおばちゃんと話してた。
気になる子がいるんだって。

だから、俺は、ただの先輩だから、、
こんなことで舞い上がっちゃったら
いけないな。って、思って、｣

と言う先輩は少し悲しそうに微笑んだ。

｢そんなことな……裕｢そんなことないですよ！｣｣

そんなことないよって言おうとしたのに横から大声で入ってきたゆーてぃ、

裕｢先輩は分かってないかもしれないけど山ちゃんはんぐぐ、、、！！｣
やば！とおもってゆーてぃの口を圭人と二人で塞ぐ。

伊｢なーにやってんの3人とも笑｣
ケラケラ笑う先輩だけど、やっぱり涼介の気持ちは涼介が自分で言わないとね。

僕達は見守るだけだから。

まだ言いたいのか、んーん！！
と必死にモゴモゴしてるゆーてぃ笑

圭｢あ！もうすぐお昼終わっちゃうよ！｣
急がなきゃ！と立ち上がる圭人。

裕｢次数学だっけ！？｣
やべ！宿題してない！俺先行っとくわ！
と言いながらバタバタ去っていく圭人とゆーてぃ。

向こうの年上組もなんか和気あいあいとした感じだし。

｢僕達も行こ、｣といのちゃんに言う
学食から出る時にいのちゃんに言ってみた。

｢涼介がもしもほかの人を好きでも、

いのちゃんのことを好きになるように

いのちゃんが涼介にアピールすればいいんだよ

いのちゃんの虜にさせちゃうんだよ。｣

と、虜って、、と言ってるいのちゃんは

人呼吸おいて
伊｢でも、考えてみる｣と言った