上辺だけなんかじゃないよ (ym×in) (ページ33)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:145,600 hit

33 ページ33

光side

とりあえず山田をいのちゃんから引き離して俺らの方の席へと連れて行く、

｢なになに、やるじゃんお前！｣
ちゃっかり手なんか繋いじゃってさ！
しかも恋人つ、な、ぎ！！笑

このこのーと山田を小突く。

イマイチ状況がわかってない高木たち。
ちょうど大ちゃんが山田と背比べを始めたから2人を連れて小声で話をした。

山田がいのちゃんと初めてあったときのこと。

それといのちゃんは山田には本性を明かさないつもりってこと。

そして山田はいのちゃんの素顔を知らないけど
今のいのちゃんのことを多分、好きってこと。

薮｢、、、、、そっ、、か。そーゆーことか。｣

涼介がやたらと可愛い子がいるんだって言ってたけどまさか伊野尾の事だとはな、、
と話を聞き終えた薮は一言

さすがにお前は分かれよ鈍すぎか、

高｢山田、、ってあの超絶イケメンの新入生だよな？？？｣

あいつってそーゆーのが恋愛対象なの？？
俺は偏見とかしないけど、と雄也、

薮｢いや、涼介はノーマルだよ。

今までもちゃんと彼女作ってた。ってゆーか、作りすぎててひかれるレベルだけど、、｣
と薮が苦笑する。

薮｢なんか、今まで涼介と付き合った子って、

一方的に向こうから好き好き言ってたし、

涼介はそれを受け入れてって感じで、、｣

いつもどこかどこかよゆーある感じしてた、、
取っかえ引っ変え彼女作ってさぁ！
マジムカつくよな笑
と笑う薮。

薮｢でも、あれは分かる。涼介は本気で恋してる、、、

だから面白いくらい必死で真剣なんだよ。

伊野尾にどうにかして振り向いて欲しくて頑張ってる、、｣

あんな涼介初めて見たよ、と薮は言う。

そっか、そうだよな、、

いのちゃんは自分の基準がものすごく低くて自信のかけらも無いから、

山田みたいな子が
いのちゃんの心をひらけるのかもしれない。

高｢そうかも知んない。でも、俺は直接山田の口から聞きたいよ。
山田がいのちゃんのことどう思ってるか。

俺らの友人のためでもあるし、
俺の従兄弟と仲良くしてるやつのこと
認めるためにはそうしたいから。｣

と、高木。

は？？従兄弟？？？

｢待ってお前従兄弟いるの！？｣
そっちにちょっと混乱する俺たちに
高｢まぁじきにわかるよ。
いつかポロッとでちゃうと思うから笑｣

と高木は言って、山田の方を向いた。

___________

高｢なぁ、山田。お前は

慧のことどう思ってる？｣