上辺だけなんかじゃないよ (ym×in) (ページ28)

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山田side

やっとだ、やっと会えた、、

ひさびさに見た先輩は相変わらずのもさメガネで、俺と目が合ったことに驚いてるのか
口を開けてポカーンとしてる。

その後わたわたと慌てだして、、
ふふ笑可愛いなほんとまじで。

先輩に分かるようにずーっと目を見ながら
指さしてＶサインをする。

それだけでほんのり赤くなった先輩は、
一瞬そっぽを向いたけど

｢おれ、どーだった？？｣
と聞くと、満面の笑みで

｢良かったよ、｣と一言。その後にはとびきりの笑顔をつけて、

やばい。俺今死んでもいい、
今すぐ上に上がって先輩と話したいくらい、

んなこと出来るはずないからとりあえず大きく手を振る、

すると最後に先輩はちらっとこっちを見て
誰にも見えないようにひらひらと俺に手を振って、前を向いた。

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｢っだぁぁぁぁあーーーーーー！！！！｣

知｢うるさいよ！涼介さっきから！｣
何回目なのこれで！！とあきれてるちねん、、

｢だって、！可愛かったんだもん、先輩、｣
と俺は反論する。

圭｢まあまあ、二人とも笑｣
山ちゃん良かったねぇ、先輩見れて！と圭人。

そりゃそうだけどさ、

｢うぁーーーーー、あんなん見ちゃったら余計会いたくなんじゃんか、、｣

どうやら欲張りな俺の心はあれだけじゃ満足しないらしい笑

知｢まぁお二人さんまるで周りなんか見えてないみたいに二人の世界だったからねぇ｣

ほんと熱々でこまるよ、と知念に冷やかされる

裕｢え！！！山ちゃんまさか進展が！？！？｣
なんか裕翔くんだけひとりで盛り上がってるけどちがうから！！

｢ちげえよ！俺が一方的に気になってるだけー｣
先輩は違うから、、とむすっとする。

裕｢山ちゃん頑張ってよ！！俺の毎日のためにも！｣
目を輝かせながら俺に迫ってくる裕翔くん

｢なんだよお前の毎日って！！裕翔くんもモテるんだから彼女作れよ早く！笑｣
なんだとコノヤロー！！と頭をどつかれる。

お互いにふざけあってた俺たち。

だから

知｢はぁ、いつになったらくっつくのかねぇ、｣と俺を見てため息をつくちねんの声は
俺には届かなかった。