上辺だけなんかじゃないよ (ym×in) (ページ3)

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山田side

そんなこんなでファンになっちゃったらしいちねんはいまから親衛隊に入るんだと意気込んでいる、、

俺はそーゆーのにキョーミは無いから別にどうだっていいけど、

だって好き勝手騒がれて大変そうじゃん？？
俺もそーゆーの経験してるから分かる、

だから人前に出ないのかな？？なんて、

まぁ気にはなってるけど！！！

ちょっとだけだから！！笑

3人で教室に向かう途中、、曲がり角で急に出てきた誰か、、

あぶないっ、、！

咄嗟に俺は右腕を出してその子を受け止める、

ふわっと香った優しい香りがどこか甘くて心地いい、

｢っ、、大丈夫ですか？？？｣

青色のネームだから先輩なんだろうけど、

『っふ、、なにあの人、だっさ、、』

『かっこ悪いよねー、、』

陰キャってかんじぃーと、笑う女の子達、、
たしかに大きな黒縁メガネとモサモサとして前髪が目までかかっていて、、

お世辞にも綺麗とは程遠いけど、支えた時に
メガネのあいだから見えた澄んだ瞳に何故か心がざわついて、おもわず声をかけていた、

?｢っあ、いや、、大丈夫です、、｣

ありがとうございます、、なんて俯きかげんにつぶやくそのひとは足早に去っていった、

圭｢大丈夫だったかなぁあの人、｣

どこも怪我してないといーけどな、なんていう圭人と、むしろ涼介に堕ちちゃったりしてー笑というちねん、、

｢んなわけねーだろ、笑でも、ちょっと気になるなぁ、、｣

また会えるといいなぁ、、あ、名前聞いてない、、なんて思いながらおれの学園の初日が幕を開けた、、