青葉城西のマネージャーは大変有能らしいです

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国見side


俺たちは、難なく第一セットをとった


向こうは緊張しているのか分かんないけどミスが多かった

自分が楽に試合をできるので俺的には助かったのだけれど、江坂はとても残念そうに烏野を見ていた



第一セットが終わった後、自覚が無いのか分かんないがどこかぼんやりとした様子でドリンクを配り始めた


ドリンクを渡された先輩達も若干戸惑ってた気がする



『国見、ドリンク』

俺にドリンクを渡す時も、目が合っていないと言うか焦点が合わないというか、どこか変な感じだった

俺と会話する時くらい俺だけを見てて欲しい



国見「、、、、、、なんか江坂残念そうだね」


俺がそう言うと、一気に江坂と目の焦点があった

、江坂は、核心を突かれたような表情をしている
相当驚いたんだろうな

表情が俺の言葉でコロコロと変わっていく江坂を見るのは楽しい



けど、俺が烏野が好きなのかと聞くと、若干複雑そうな顔をして黙り込んでしまった


、、、俺が聞いといてなんだけど、ここだけは即答で違うと言って欲しかった

もしくは、なんで？と、心底不思議そうな顔で聞いてきて欲しい



第二セットが始まるため、仕方なくコートに戻るがなんとなくイライラしていた


、しかもミスしかしてなかった烏野の10番が第二セットでは囮として活躍して、取り返されてしまった



そんな烏野を見る江坂は、驚いていたけどそれ以上に嬉しそうだった






、自分でも不機嫌になっているのがよく分かった





隣にいた金田一も俺のほう向いてギョッとしてたし、、、


、流石に失礼な気がするけど

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