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「待たせたな。完成したぞ!」
『ふぅ…それなら私たちの勝ちはもう確実だね。』
「あぁ、派手に行くぞ!!」
『りょーかいっ!!』
天元さんの譜面が完成したならもうこっちのものじゃい!!
あいにく私は今血鬼術のおかげで、波長が感じ取りにくい…毒のせいってわけね。
最悪だ。けど、別に私波長だけじゃないし!!
音もわかるし!!
「A行けるか。」
『おっけい。どうする。
狙うならあの1点…けど隙がない。』
「俺が派手に決めてやる。Aはそこでできた一瞬の隙で頸をきる。
あいつは右目が悪いようでな、さっきから左側からしか攻撃をしてこない。」
『なるほど…それなら、天元さんが作った隙で、私が右からやれば行ける。』
「ああ。派手に任せたぞ!」
『任せてちょうだい!』
「音の呼吸 壱ノ型 轟!
今だ!」
『詩の呼吸 漆ノ型 狂詩曲!』
やれた?頸切れたよね。この型で切れないはずない…
でも、油断しちゃダメだ。
「A気をつけろ。まだ生きてる可能性もある。」
『うん。注意しよう。』
奏 「上弦の参、肆ゲキハ!!冨岡、胡蝶、伊黒、甘露寺は無傷!」
『奏…良かった。』
「おらぁ、まだ負けてねぇえ!!」
『はぁ、やっぱり生きてた!』
「A、お前行けるか?」
『まだまだ余裕ですよ。
でも、天元さんそろそろ毒が危ない。休んでてください。』
「お前まさか…拾弐ノ型使うんじゃないだろうな。」
『改良を重ねたし、今の私は全てにおいて絶好調だから。やらせて。
今世位は役に立たせて。』
分かってる
柱の皆が私に拾弐ノ型を使って欲しくないことくらい。
理解してる!!
けど、使わないとこいつはやれない。倒せない。
参ノ型から、拾弐ノ型の連撃でやるしかないかな。
確実に仕留めるならそれが1番。
『奏、お兄ちゃんに応戦を頼んで、それとしのぶちゃんに解毒剤!』
奏 「ワカッタ!!ムリはスルナ!」
『わかってる。頼んだよ。
詩の呼吸 参ノ型 交声曲!』
「はっ!そんなんじゃ……
なに!?両腕が切られている…」
『余所見してる場合?
詩の呼吸 拾弐ノ型
「水の呼吸 壱ノ型 水面切り!」
『お兄ちゃん!』
私のこの連撃に加えて、お兄ちゃんの水面切り…やれないわけない。
だって、確実にやれた波長がしてる。
鬼の波長がなくなってる!
奏 「上弦の壱 ゲキハ!!瑚城、天元共に無傷!
瑚城、上弦の弐の元へ応戦セヨ!」
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陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» はい!ありがとうございます。続編出来ましたのでよろしくお願い致します。 (2020年5月17日 12時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 分かりました!楽しみに待っていますね! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» ありがとうございます!とても励みになります!そろそろ続編にも行きそうなので、続編でもよろしくお願いします! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 私は思った事を言っただけですよ。でも先程の様な言葉もあるかもしれません。だけどこれだけ覚えて下さい。貴方様の小説は150人位が良い作品と思っています。作者様は自信を持って素敵な作品を作って下さい!応援してます!楽しみに待っていますね!頑張って下さい! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 返信ありがとうございます。いえいえ私は思った事を言っただけですよ。 (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
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