79 ページ30
「A、朝だよ。大丈夫?」
『ん…おはよ。』
「ふふ、おはよう。今日からしばらく休学だからね。休学と言うか、欠席なのかもしれないけど。」
『そうだね…でも、無一郎といられるならなんでもいいや。』
「そんな可愛いこと言わないでよ。耐えられなくなる。」
無一郎は私が学校に行ける状態になるまで一緒に住んでくれるらしい。
本当は無一郎の屋敷で過ごすって話にもなったんだけど、無一郎が
みお達がいた方が安心でしょ?って言ってくれたから、私の屋敷で過ごすことに。
御館様からも、心の整理がつくまでゆっくり休むといいよ。その間、Aの担当区域の見回りは他の柱にお願いしたからね。
と手紙も届いた。
「大丈夫。他の柱の人も迷惑だなんて思ってないから。大丈夫だよ」
無一郎には全部バレてるみたい…私がそうやって不安になってることにも気がついてくれて。
無一郎にはやっぱり敵わないな、とか思っちゃうよ。
『よし、朝ごはん食べよっか。』
「うん!今日は何かな。ふろふき大根?」
『いやいや、朝からふろふき大根食べるの?無一郎。』
「俺別に、3食ふろふき大根でも構わない。」
『それはさすがに無理だ…。朝は普通にパンとか焼いて食べよっか。』
「はーい。」
こういうところ見るとやっぱり中学生なんだなぁって思っちゃう。笑
て、よく考えたら私中学生と付き合ってるのかぁ……
え、犯罪にならない?大丈夫よね?
大丈夫だよ、うん。大丈夫!
『さ、出来たよ。みお達も食べましょ』
「これAが作ったの?」
『そうだけど?』
「美味しそうだね。」
「「『いただきます!』」」
『ん、おいし。』
「おー、さすがA!美味しいよ。」
『喜んで貰えたみたいで良かった。』
朝昼晩と、私と屋敷の子達でご飯を作る。
昼間に外に出たら怪しまれるから、昼間は2人で部屋で自習したり、テレビを見たり。
時々昼寝したり…私の演奏を無一郎が聴いてくれたり。
鍛錬場で鍛錬したり。
そんな風に過ごしてるのが楽しくて、
もうこのままでもいいんじゃないかって思ったりする時もあるのよ!?
そのくらい充実してる。
でもやっぱり義務教育の無一郎に学校を休ませてるのは申し訳なくてねぇ…
なんかほら、周りから見たら私が悪いことさせてるみたいじゃん!!
最近は世間も冷たいから、、ね。
やっぱり無一郎は学校行かせるべきだよね!?!?
155人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» はい!ありがとうございます。続編出来ましたのでよろしくお願い致します。 (2020年5月17日 12時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 分かりました!楽しみに待っていますね! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» ありがとうございます!とても励みになります!そろそろ続編にも行きそうなので、続編でもよろしくお願いします! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 私は思った事を言っただけですよ。でも先程の様な言葉もあるかもしれません。だけどこれだけ覚えて下さい。貴方様の小説は150人位が良い作品と思っています。作者様は自信を持って素敵な作品を作って下さい!応援してます!楽しみに待っていますね!頑張って下さい! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 返信ありがとうございます。いえいえ私は思った事を言っただけですよ。 (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ