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『無一郎、離れた所にいる鬼頼んだ!ここら辺一体のは私がやるね。』
「了解。無理しないでね」
その一言だけを残して彼は私と反対方向の鬼を切りに向かって行った。
さぁ、この大量の鬼をどうやって切るか。
ううーん…やっぱり広範囲に渡る型の方がいいよね。
『詩の呼吸 拾の型 交響曲!』
ぐはっとか、ぐへっとか言いながら何体もの鬼の頸が切れていく。
『安らかに眠れるといいね。』
そう声をかけて私は無一郎の方へと向かう
奏 「無一郎が、上弦と戦ってイル!スグに応戦シナサイ!」
『わかった。今行く。』
『ごめん。お待たせ。』
「大丈夫。Aがきたなら絶対やれる。」
上 「ふん、柱が何人来ようと構わない。今の私は負けない。童磨様の血をいただけるんだから!!」
『やっぱり、童磨なのね!』
「A、今世でも相手に隙作れたりする?」
『もちろん。出来るよ。
詩の呼吸 陸の型 幻想曲!』
上 「わぁ、こんなに幸せな世界初めてみた。幸せだわぁ、ずっとここにいたい…」
幻想曲…幻で幸せを感じる夢の様な世界をみせて相手を油断させて隙を作る。
魘夢の血鬼術を改良した型。
これなら確実に仕留められる。
『やるならいまだわ!』
そう私が叫んだ瞬間、無一郎の手によって上弦の頸は切られて、倒すことができた。
さすが霞柱、、尊敬しちゃうよ、14歳なのに。
「ありがとう。助かった。さ、今日はもう帰ろう?僕はこっちだけど…送っていくよ?」
『ううん。大丈夫!お兄ちゃんがちょうど潜入の立ち会い?終わったみたいで来てくれるらしいから』
「そっか。じゃあおやすみ。長期任務頑張ってね?」
『うん、おやすみ!無一郎も色々頑張ってね。』
こうして無一郎と分かれた私はお兄ちゃんのいる方へと向かっていった。
『おまたせ。』
「(随分と遅かったな。そんなに)強かったのか?」
『えへへ、うん。上弦の参だった。』
「…そうか。頑張ったな。」
『ありがとう。』
「あぁ。」
屋敷についてからも居間でお兄ちゃんと話す。
お兄ちゃんとこうやって2人で話すのは久しぶりだなぁ。
お互い同じ任務先にいても、教師と生徒じゃなかなか話せないから…
そういえばお兄ちゃんに言ってないな。無一郎と付き合ってること。
言った方がいいよね。前世では心配かけすぎちゃったわけだし…
『そいえばねお兄ちゃん。』
「あぁ。」
『無一郎くんと付き合ってるんだ。』
そう告げた瞬間とても驚いた表情を浮かべていた。
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陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» はい!ありがとうございます。続編出来ましたのでよろしくお願い致します。 (2020年5月17日 12時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 分かりました!楽しみに待っていますね! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» ありがとうございます!とても励みになります!そろそろ続編にも行きそうなので、続編でもよろしくお願いします! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 私は思った事を言っただけですよ。でも先程の様な言葉もあるかもしれません。だけどこれだけ覚えて下さい。貴方様の小説は150人位が良い作品と思っています。作者様は自信を持って素敵な作品を作って下さい!応援してます!楽しみに待っていますね!頑張って下さい! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 返信ありがとうございます。いえいえ私は思った事を言っただけですよ。 (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
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