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「A、買えた?」
『うん!おかげさまで。』
「良かった。じゃあお昼にでもする?お腹すいてない?」
なんでこうも年下なのにリードしてくれるんだろう。
私が恋愛に疎いから!?え、お兄ちゃんと一緒で?
うぅ……。でもなんかこうやって過ごすと、
無一郎って男の子なんだなぁってって思えるよね。
それからまた無一郎と歩いてカフェに入った。
しかも私が前々から行きたいって言ってた所。
『無一郎…ここ…。』
「前から行きたいって言ってたでしょ?だから連れて行ってあげたくて。」
『ありがとう!すっごい嬉しい!』
無一郎side
今日はAと出掛けに来てる。
今日の夜は一緒に夏祭りだし…なんかカップルみたいじゃない?
すっごいワクワクしちゃう。
浴衣買いに行く?って声掛けたら、あまりに可愛いこと言うもんだから…
危うく襲いそうになっちゃったよ。
「どう?美味しい?」
『うんっ!すっごく。そうだ、1口食べる?』
「いいの?」
『もちろん!』
え、やばくない。だってA、自分の使ったスプーンで食べさせようとしてるよ?
関節キスだよ?大丈夫なのかな…
「んー、美味しい!」
『ふふ、良かったぁ。』
「僕のも食べる?食べよっか。」
『いいの?』
「うん。はい、あーん。」
『っん〜!美味しい!』
あまりに美味しそうに食べるから僕まで嬉しくなっちゃう。
早く僕のものにしたいな。
さっきサラッと好きな子って言ったらすごい顔赤くしちゃってさ?
もう破壊力が半端なかったんだから!
誰にも見せたくないな、この今のAの表情。
夏祭り、炭治郎達も行くって言ってたし…。
あんまり見られないようにしよう。
Aはちゃんと、言い寄られないようにしてくれてるみたいだし。
その効果があらわれるかも?なんて…
はあ、早く付き合いたい。ずっと隣に置いておきたい。
『無一郎?どしたの?』
「ううん。Aの食べてる顔に見とれてた。」
『っ…!ば、バカっ…』
こうやって照れてる顔もまた可愛いんだから。
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陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» はい!ありがとうございます。続編出来ましたのでよろしくお願い致します。 (2020年5月17日 12時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 分かりました!楽しみに待っていますね! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
陽咲瑞姫(プロフ) - 結雨紀さん» ありがとうございます!とても励みになります!そろそろ続編にも行きそうなので、続編でもよろしくお願いします! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 72313f8e96 (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 私は思った事を言っただけですよ。でも先程の様な言葉もあるかもしれません。だけどこれだけ覚えて下さい。貴方様の小説は150人位が良い作品と思っています。作者様は自信を持って素敵な作品を作って下さい!応援してます!楽しみに待っていますね!頑張って下さい! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
結雨紀 - 陽咲瑞姫さん» 返信ありがとうございます。いえいえ私は思った事を言っただけですよ。 (2020年5月14日 18時) (レス) id: 39d96328ae (このIDを非表示/違反報告)
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