猿夢 電車 ページ36
《ガタン》《ゴトン》
美琴「……警察署に居たのに…」
A「…とりあえず一番後ろに行こう」
美琴「うん」
*・*・一番目の車両・*・*
《ピ〜ンポ〜ンパ〜ンポ〜ン》
猿夢『しぶといですね〜。早く死んでくださ〜い』
美琴「また…あの声…」
A「本当にしぶといのはどっちだ」
美琴「(私がこの世界で死んだらきっと向こうじゃ
心臓麻痺で死んじゃうんだ…)」
A「…死なせはしないよ…美琴は私が守りきるから」
美琴「A…」
A「だからこんな怪異で挫けちゃダメだよ」
美琴「うん」
A「さぁ、反対車両まで行こう」
*・*・四番目の車両・*・*
美琴「!?」
ピエロ『フハハハ』ブンッ
A「美琴!!」
急な攻撃ではあったがしっかりと美琴を庇った
美琴「A!!」
A「クッ逃げるよ!」
攻撃を避けられまいと
美琴を横抱きにして走ら始めた
美琴「え!あ、A!?」
ピエロ『逃げても無駄ですよ〜』
A「本当かな?弱いピエロさん?」
ピエロ『っ許しませんよ〜』
A「(よし、このまま走り抜けよう)」
*・*・最後の車両・*・*
美琴「!?Aここは行き止まりよ!」
A「知ってるよ」
ピエロ『追い詰めました、よ!』ガゴッ
A「甘いわ!{スッ}おら!」ドンッ
ピエロ『ぎゃあああ!』
美琴「!!倒した?」
《ピ〜ンポ〜ンパ〜ンポ〜ン》
猿夢『人殺し〜人殺し〜』
美琴「それは…こっちの台詞よ!」
《キキッーーー》
猿夢『人身事故が発生しました〜
緊急停止させてもらいます〜』
A「…電車を降りよう。ここには何もないから」
美琴「わかった」
*・*・線路・*・*
A「どっちに行く?」
美琴「左側に行きましょう」
A「わかった」
美琴「……何か建物があるみたいね」
A「看板に{地獄}て書いてるんだけど…」
美琴「ここに入ろう」
A「…いいんだね?」
美琴「もう…覚悟はできてるわ」
A「わかった」
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白狼ラト(プロフ) - 氷狐さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉ッかなりの支えです! (2018年4月1日 0時) (レス) id: cd54c7533b (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - ラリックマで笑いました!面白いです! (2018年3月31日 23時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
白狼ラト(プロフ) - 森竜さん指摘ありがとうございます!!また直しときます! (2017年8月5日 18時) (レス) id: 5aaf6b1733 (このIDを非表示/違反報告)
森竜 - ひとりかくれんぼの9がひといかくらんぼになっていましたよ! (2017年8月5日 14時) (レス) id: f95f0f9f0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白狼ラト
作成日時:2017年6月12日 18時