姫野家の守り神に一人の刑事が恋をした(怪異症候群）

警察署２−３ ページ26

氷室「Aくんは予知能力があるのか？」


A「少しだけね。あと､人の心を読めるんだけど…貴方は例外みたいね
　 心が読めないの､どうしてかしら？」


氷室「さぁ､俺も分からない」


A「へぇ面白いわね。私､貴方に興味が湧いたわ」 ズイｯ

氷室「そ､そうか…(ち､近いな…
そして､なんだこの胸の高まりは…)」


A「ん？廊下を美琴が歩いて来ている｡
　 一体どうしたのかしら」スッ


　《ガチャッ》


美琴「A､氷室さん。あの…」


氷室「どうした？眠れないのか？」


美琴「少し嫌な夢を見てしまって…」


A「美琴､少し質問していい？」


氷室「おい！美琴くんは疲れてるんだぞ「いいよ」美琴くん…」


A「ありがとう｡さっき言ってた嫌な夢てどんな夢だった？」


美琴「えっと…その…」


A「…質問を変えるわ｡その夢､て人が次々殺される夢じゃない？
　 不気味なアナウンスとともに」


美琴「！！､そうよ」


A「やっぱり､来たか」

氷室「また怪異か？」


A「あぁ」


美琴「ま､たな､の…」 ﾄﾞｻｯ


A「！？美琴！美琴！ﾁｯ気絶してしまったか。
氷室！美琴をソファに」


氷室「あぁ！」 ｽｯ ﾄﾞｻｯ


A「加賀達が戻って来るまで私は美琴の夢に
入って美琴を守るから｡
　 加賀達が帰ってきたら私の手を握って頂戴」


氷室「わかった」


A「・・・」ドサッ

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