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｢急にごめんな、試験の前にすっきりしときたくて｣
｢マジっすか...？その...それって...｣
｢恋愛としてだけど...
別に返事は大丈夫だから！｣
｢俺...｣
藤ヶ谷先輩がまさか俺のこと好きだなんて...
信じられねぇ
｢じゃあ、俺こっちだから｣
はっ！俺もちゃんと伝えないと！
離れていく藤ヶ谷先輩の腕を慌てて掴んだ
｢待ってください！
俺も...藤ヶ谷先輩のこと好きです...｣
｢うそ...｣
｢本当です｣
｢信じられない...｣
｢俺もです｣
｢ありがとう｣
｢付き合うってことでいいですか？｣
｢...うん｣
｢よろしくお願いします、先輩｣
｢...うん｣
涙目でこちらを見る藤ヶ谷先輩
身長は少しだけ藤ヶ谷先輩の方が高いけど、マフラーに顔を埋めているから上目遣いになっている
あれ？こんなにかわいかったっけ？
｢けど、当分俺が受験勉強で会えないかもしれないよ？｣
｢応援してます。終わったらデートしましょうね｣
嬉しそうに頷く先輩
すっげぇ愛おしいな
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作者名：みんみん | 作成日時：2021年1月4日 4時
