今日:8 hit、昨日:15 hit、合計:22,264 hit
小｜中｜大
- ページ18
｢おい、太輔起きろ、仕事だぞ｣
｢渉？なんで...｣
｢なんでって昨日飲んでただろ｣
｢渉、なんか若いね｣
｢は？何寝ぼけたこと言ってんだよ
さっさと起きて準備しろよ｣
あれ？ここって俺がデビュー前に住んでいた部屋だ
カレンダーを見ると今は2010年
俺が北山に告白して付き合い始めた年
北山と付き合って上手くいかないようになるなら、告白しなければ良かった
付き合う前のままでいれば...
今日はどうやらアイドル雑誌の撮影だ
｢ガヤ、今日ご飯行こ｣
｢二階堂、悪いな藤ヶ谷には先約があるんだわ｣
｢えー！2人でご飯？ずるい俺も！｣
｢悪いな｣
そうだ、今夜が北山に告白した、その夜だ
｢ニカも行くか？｣
｢え！いいの！？｣
｢藤ヶ谷、相談があるんじゃ...｣
北山が耳打ちをしてくる
｢いや、もう解決したから｣
もともと北山と約束していたけれど
どうにか北山と2人にならないように...
2人になったら伝えてしまうかもしれない
その後は3人でご飯を食べ何事もなく帰宅した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんみん | 作成日時：2021年1月4日 4時
