3150組と私。 (ページ5)

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『えっ…！！？？』

私はとてもびっくりした。なぜなら、今月担当の相手が、あの有名な黒田光輝だからだ。

先生「お、今月は黒田とお前か？早く黒板に書け」

『は、はい。』

私は、面倒くさそうに黒板に書いた。

先生「担当も決まったことだし、これから宜しくな！今月担当は掃除場所とやり方教えるから残ってくれ。じゃ、解散〜」

みんな解散し、帰って行った。

先生「じゃあ、やり方教えるわ。」

先生はそういい、長々と説明して、解散といい帰って行った。

(えっ…先生行っちゃった…。黒田くんと2人きり…。気まずい……。)

「あー、えっとAさん？だっけ？」

『へぇあ！？』

私は、いきなり話しかけられびっくりし変な声を出してしまった。

「へぇあってなに笑笑顔真っ赤だよ笑」

『すみません…笑恥ずかしいです……笑笑』

ほぼ1年ぶりに話す男子に戸惑いつつ変なことをしないように気をつけて話した。

「タメ語で行こ！タメ語で！俺は、黒田光輝！みんなからくろちゃんって呼ばれてるからくろちゃんって呼んで！笑」

『わ、わかった！くろちゃん…！』

「なぁに？笑」

顔を覗き込まれ、私は不意にもドキッとしてしまった。

『私は、Aです。今月よろしくね。』

「Aって呼ぶわ！じゃ、俺友達と帰る約束してるからもう行くわ！明日の朝の掃除絶対忘れないでよ〜笑」

彼は、そういうと素早く教室を出ていった。

『はぁ…。緊張した〜。私も帰らないと。』

私は、明日の朝のアラームを付けながら帰った。