3150組と私。 (ページ3)

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委員会と私ページ3

――今日は、委員会決めだ。――

『めんどくさい委員会だけは絶対に嫌だなぁ…。』

私の高校の委員会決めは、なんとくじ引きらしい。
こんな適当な決め方でいいのか…。

「おい、Aなにしてんだ。お前早く引けよ。」

ぼーっとしていると、先生から注意されてしまった。
そう言っているうちに私は引いた紙を自分の席に戻って見た。

『え…。最悪…。』

なんと、面倒くさそうな環境委員になってしまった。

『環境委員なんて…なにすんの…。』

とても嫌な顔をしていたのか、ももが近付いてきた。

｢A！何委員になったの〜？」

『環境委員だよ。面倒くさそうな委員になっちゃった。』

「環境委員ってなにそれ〜笑笑ドンマイ笑笑
私は彼氏と一緒の委員会になれて嬉しい〜♪」

私は、彼氏と一緒になれてノリノリなももを見て大きなため息をついた。
すると、ももはいきなり叫んだ。

「え！？今日環境委員は委員会の集まりあるってよ！？」

私はびっくりして、椅子から転げ落ちそうになった。

『え…最悪なんだけど！なんで委員会決めた初日から集まりあるの…。』

「まあまあ。頑張って☆」

『他人事だからって…。』

私はさっきよりも大きなため息をついた。