ダーマとの茶番!! (ページ34)

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33:喧嘩5 ページ34

前回のあらすじ
ンダホは空気と化した!!

ンダホの家の居間で大きな机を挟んで座る俺達4人

まろんは変わらずダーマと俺を睨んでいる

ダーマはというと嘲笑ったような顔でまろんを見ている

…いやこれが演技だとしたら尊敬するよダーマ

俺はそんな二人を見て軽くそわそわしていた

これから勃発されるであろう喧嘩が正直怖いのだ

俺に飛び火が…とかではなく､こんな下らない事でと言ったら正直あれだがフィッシャーズを抜けるとか言い出したら大惨事だ

ンダホは自分の家だというのにも関わらず自分に用があったわけじゃないと理解したのか4人の中で最も影が薄い状態となっていた

モ「…ダーマさんまろんさん話し合ってください」
痺れを切らした俺が口を切った
あれ…？この展開見たことあるよー？

『おいてめぇ何で呼び止めたんだよふざけんな』

もうちょっと柔らかく言えるようにしようねまろん

「…あのさお前俺がお菓子とか食ったと思ってるんだろ」

ダーマが真顔になってまろんに言う
…いやホントに演技だったんだ…

『…どーゆーこと？』
モ「そのままの意味多分まろんは勘違いしてる」
『…へぇ？』

まろんは意味がわからないという顔をしている

「…心当たりがあるんじゃないですかぁ？」

ダーマの顔がまた嘲笑ったような顔になる

「ンダホくん？」
ン「えっ？俺？」

今度はンダホの顔が意味わからないと言っている
…あれだなンダホとまろんは仲良いな

「まろん最近俺に食べられたと思ってたやつは？」
『んっと…ハー○ンダッツのチョコ味』
「…ンダホくん最近ハー○ンダッツ食べた覚えは？」
ン「…一昨日食べたシルクの家の冷蔵庫の中に入ってたやつ」
「…最近食べたお菓子とかはー？」
ン「プ○シリーズのチョコクッキーとかポッ○ーとか…全部シルクの家にあったけど…」
「まろんいつもお菓子とかはどこに置いてる？」
『家…とシルクん家｡でもいつも無くなるのはシルクん家のやつ』

坦々と誤解が解けていくのが手をとるように解る
あ､ダーマ今勝ち誇ったみたいな顔した

『…あ』

まろんの顔がみるみる赤く染まっていく
どうやら自分の勘違いに気がついたようだ
良かった…と言いたい所だがこれはンダホにとって悪い状況なんだよなぁ

『ごめんねダーマ』
「おう今度焼き肉奢りな」
『…うぅ』

そのあと
まろんは自分の誤解を認め今回は自分が悪かったからとンダホも許していた

まろんがダーマに焼き肉を奢りに行くのはまた別の話…