ダーマとの茶番!! (ページ31)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:51,434 hit

30:喧嘩2 ページ31

前回のあらすじ
喧嘩くらい自分達でどうにかしろよと思うモトキだった

話し合って貰う事にしたのは良いのだか…
「…」
『…』
モ「…」
超空気重い!!
嫌がるまろんを頑張って説得させ渋るダーマを引きずりここまでやって来た
正直もうそろそろ疲れたのでダーマが謝りまろんが許せばそれで良いと思っていたのだが…
「…」
『…』
モ「…」
誰も話さないという完全鬼畜な空間が出来上がっていた
この沈黙に耐えきれなかった俺は
モ「…ふ､二人とも話し合お…？ね？」
と､ありがちな台詞を吐いた
すると
『…ダーマ何か私に言うことある…？』
とまろんが口を開いた｡するとダーマは
「ない」
即答で答えていた
この返答で明らかに気を悪くしたまろんは
『ダーマって本当心ないよね』
と言った
俺はもう嫌な予感しかしなかった
その言葉に過敏に反応したダーマは
「あ？てめぇだって俺に言うことあるだろ」
と怒った口調で言った｡もちろんまろんは
『は？あるわけないじゃん』
と馬鹿にしたような声で言う
これもう喧嘩に発展するじゃん…と思う俺をよそに彼らは元気に言い合いの喧嘩をしている
そろそろ仲裁しないと危なそうなので
モ「はいストップ」
と言って彼らの言い合いを止めた
ダーマは大人しくなったがまろんは相変わらずｷﾞｬｱｷﾞｬｱ言っていたので
モ「まろんストップ｡ダーマも静かにしてるからちょっと静かにして？」
というと彼女はどういう風の吹きまわしか
『はぁ？モトキもダーマ側なの？ダーマは悪くないって思ってるの？』
と｡あ､もうダメだこれと思った頃には
『もう知らないっっ!!』
って言った彼女が出ていっていた
…作戦失敗
ちゃんとお互いに説明すべきだった

✄―――――――――――――ｷﾘﾄﾘ―――――――――――――✄
そして冒頭に戻る

俺はかれこれ2,30分ダーマとにらめっこ状態だ
とりあえずダーマにだけでも説明すべきだと思いまろんから聞いた相談内容をダーマに伝えると
少し怒った口調で
「俺は食ってない」
と一言
これでまろんが勘違いしていることはわかったが
いったい誰がまろんのお菓子を食べたのだろうか