元木きょーだい？ ページ2
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皇輝side
俺たち川��兄妹と同じく少年忍者で実の兄妹で活動してる元木兄妹。
元木兄妹は普通の兄妹とは違う。
例えば、
「なぁ、A俺から今日離れたらだめだかんな、」
って後ろから抱きつく湧。
また違う日は、
「わっくん、なんでAのこと置いてっちゃうの！、」
って泣きながら湧にハグしてるA。
そんな湧の顔もにやにやしててこうなるのを分かってて置いていったんだなって。
その他にも、
「わっくん、これ熱かった｣
「は？火傷した？冷す？痛い？」
って大袈裟に何度も確認して結局保冷剤で冷やされてるAの手。
俺さっき確認したけどなんにも無かったけどなー。
「わっくん、これ靴下違うー、」
「もう、俺が用意してやんないといつも間違うんだから」
って家でもお世話してるような台詞。
湧がとことん甘やかすから、
「ちょ、Aちゃん！！それ先入れたらだめ！！」
って湧が居ない日には深田が手を焼いてる。
カップラーメンもろくに作れないA。
「これ先に入れてって書いてるでしょ？」
「家ではわっくんが作ってくれるもん。」
「もう、座ってて？俺が作るよ。」
あっ、、
「ちょ、Aちゃん！！溢れてるこぼれてる！」
申し訳ないと思ったのか、
ペットボトルの水を紙コップに移すけど抑えてないから倒れて水浸しになってる机。
「深田、これやっとくよー」
と声をかけて作りかけのカップラーメンを作ってあげる。
「あ、皇輝くんありがとうございます！」
でも実は知ってる。雑誌で最近の楽しみは？って聞かれた時に
「Aちゃんのお世話。
湧くんがいない時は俺が基本面倒見てるけど最初はなんにも出来なさにビックリしたけど今では出来ないことにも驚かない。
毎日が新鮮で楽しいし、Aちゃんは懐いてくれるし、
手焼くのは嫌いじゃないから割と楽しんでます！
だからAちゃんもっと甘えてもいいんだよー。」
って深田の取材をこっそり聞いてたからね。
とりあえずこんな感じでAはなんにも出来ないけど割と楽しんでる俺ら。
でも湧、甘やかしすぎです。
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作者名：にゃん | 作成日時：2023年3月6日 19時
