motoki sister (ページ1)

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わくのものページ1

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深田side

「おはよー」「おはようございますっ」

って正反対の挨拶で入ってきた元木兄妹。

その手はがっしり繋がれていて、Aちゃんはまだ眠そう。

「Aここ座って。」

しっかりAちゃんの席を確保して、横に自分も座る湧くん。

「ねぇ、わっくんこれ開けて」

差し出したのはAちゃんの好きないちごみるく。

はいってすぐに返すのは手元ではなく直接口にストローを運ぶ湧くん。

「うまい？」「おいし！」

「俺もちょっとちょーだい」

って関節キス。元木兄妹は関節キスなんて日常茶飯事すぎて誰も突っ込まない。

「ね！A来て！！」

二人の時間を潰す黒ちゃん。ほら、湧くんの顔が怒だよ。

黒ちゃんの方に行こうとするAちゃんの手を握って離さない湧くん。

「ねぇ、わっくんはなして」

「は、やだ。」

ここはちょっと助け舟。

「湧くんちょっと今日の振りのことで相談あって」

「えー、なに？」

そう言ったらAちゃんの頭撫でて湧くんがこっちに来る。

来てくれた湧くんの、後ろを見ると黒ちゃんに手をグイグイ引っ張られて連れてかれてるAちゃん。

「え？呼んだよな？」

「あー！呼びました！！ここなんですけど、」

「あーそこか、むずいよな、レッスン室行くか」

黒田くんに後で絶対なんか奢ってもらお。

この後、楽屋戻ったらまだ2人が戻ってなくて湧くんが不機嫌になったんだから。

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