きっと、意識してるのは私／俺だけ【モトキ】【Fischer's】 (ページ10)

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Aside

今日はマサイと買い物に行く日だ。

『あ、マサイお待たせー。』

マ「おーう。」

外に出るときのマサイはいつもより服も髪型もおしゃれだ。

イケメンは何してもイケメンなんだよなあ、、、

マ「そういや一昨日お前が帰った直後にザカオが来てよ。えー？！来てたのー？せっかくなら会いたかったなーって残念そうにしてたぞ。」

『えっザカオさんが？まじかー私もちょっと会ってみたいんだよねー。』

マ「ンダホには会ったことある？」

『ないんだよねー。あ、でもビデオ通話なら何回かしたことある。ってもYouTube見てるのとそんな変わんないんだけどね。』

マ「Aってフィッシャーズのイベント来たことある？」

『一回だけなら。でも遠いから近くで見たいんだよねー。』

なんて他愛もない話をする。

モトキside

外を歩いていたら、Aらしき後ろ姿を見つけてつい後を追ってしまった。

隣にはマサイもいる。

えどういう状況？

俺ですらAと出かけたことないのに…

しかも楽しそうに話してるし…

このイライラは嫉妬なんだろうか

だとしたら、俺がAのこと好きみたいじゃ…

いやそんなわけないし、そもそもAは俺のこと興味ないだろうし…

いやでも正直メンバーとか関係なく男と歩くなって思っちゃうし…

なんて自問自答を繰り返しているうちに、二人を見失ってしまった。