続き ページ8
『ロ........?!』
kr)「?!」
わたしは一瞬で体が硬直し混乱する
目の前にいるのは__
rb)「A....」
zm)「・・・・」
その瞬間、頬にある傷がピリッと傷んだ
いや。
体全体が傷んだ
その痛みに耐えるのがきつくなり
頭痛もしてきた
_逃げないと_
駆け寄ってくる足音が聞こえると同時に右側に引っ張られる。
勢いよく扉を閉める音も聞こえた
冷静に考えようと集中すると
目の前に見えるのは白衣
『クラッ.....』
kr)「もう入ってくると思う...力ずくで壊してくると思う。
記憶は任せろ。俺の陰であまり見えないと思う。
逃げろ」
ドアはかぎがかかっているのか荒い音が
ドアをみきみきときしませながら大きな音を立て
今にも壊れそうだ
私はクラレ先生の足を引っ張りたくない
____________
『ッハァ...ッゥウ....!!』
思いっきり飛び降りたせいで足を骨折してしまった..
塀を下りられるかどうか....
わたしは下を見てみた
高さがあり、風が吹く音が聞こえる。
この足で降りたら...死んでしまうだろうか
いや?まてよ?
無能なんなら、いらなくないか?
...でも、、、
いや。考えるな
行くんだ____
私は思いっきり踏み込んだ。
足の痛みを忘れだれかに操られたのかと言われそうな速さで_
空中に身を投げすぐに着地への体制をとる。
足を骨折しているから、いつも通りにはいかないだろうから
と、これが間違いだった。
下からくる風の圧
骨折した足にその圧がかかり、
今まで味わったことのないような痛みが走る。
だが、今は落下中...
着地のためにしっかりしないといけないのに
ー死ぬかもしれないー
この言葉が脳裏を過ぎる
『・・・・会議室..』
ほんの一瞬だが、私が初めて幹部に入り、
挨拶したときの光景が頭に浮かんだのだ
走馬灯か?
死を覚悟しよう
今まで幸せだったじゃないか。
いきててよか..った..ノカ?
いままで痛めつけられたことしか思い出せない..
風が薄い...もう地面か
「おらぁぁ!!」
突如聞こえた声と同時に背中と足付近に衝撃が走る。
何が起きたんや...?
zm)「A...!」
『・・・・ゾム・・』
rb)「大丈夫やったか?!」
ゾムの後方から姿を現したのはロボロだった
zm)「ギリギリキャッチしたったわ」
『・・冷や汗かいとるやん....』
zm.rb)「?!」
あ、そっか。こんな感じに話したことなかったんだ
私はすこしほっとした
だが私は心のどこかで絶望していた
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ひとらんらん!白色
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作者名:Sと言われるM | 作成日時:2021年7月30日 14時