朝『前編』 ページ3
私はベッドから起き上がると
タンスの前へと足を進める。
そーいや今日、
野菜買わなあかんのやったな
と、考えながらいつもの服を取り出す。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鏡の前に行き服装を確認する。
《白い半袖》
《膝まである渋い緑のズボン》
《茶色ブーツ》
………よし
玄関に行き、コートを取り、
肩にかけるように着て、
フードをかぶる。
《膝丈まである黒いフードコート》
ドアノブに手をかけドアを押す。
温かい光が体を包み込む。
私はドアを閉め左の方向にある
商店街へと向かう。
『ちっす』
「あら〜っ！今日買い物かい？」
挨拶をすると明るく振るまってくれるのは
買い物の時に必ず来る
野菜屋さんのおばちゃんだ
いつも優しく親しくしてくれる
「今日は何を買うんだい？
サービスしちゃうよぉ〜ww」
『有り難う、おばちゃん。
いっつも世話になってるよ』
「あらやだ〜〜あんたさんみたいなの、
あんまいないよ〜ww」
そうかw、とこの会話は終わらせ、
野菜を頼んだ
「まいど〜〜w」
『あ、多めに入れてくれたのか』
「えぇ！あんたさんあたいの
娘みたいなもんよ〜！」
会話に花が咲いてゆく
と、商店街をこえると、
町の中心部かあるのだが、
そこのほうで何やら何かを建築している
音がする。
イベントでもあるのかな…
『ほな〜〜』
「また買いに来なよ〜〜！
明日手伝っておくれぇ！」
うなずいた顔を見せ、
私は家へと向かった
そーいやぁ、幹部…
減ったりしてへんかな
彼奴らは嫌いではないし、
好きでもない
だが、この世界の大切な命の一部だ
何をされようと大切にする
『ちょい見に行くか……』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『はぁ……ほんっとでっけぇへいやなぁ』
大きな壁を助走を付けて走る
最後に壁を強く踏み込んで
着地する。
＿＿と、問題発生
着地したところに一般兵
おそらく訓練していた最中だろう
皆こちらに目を向けている
胸元に黄緑のバッジがあるから
多分ゾムの隊だね
「おまえっ……！！何者だ！！」
おぉっと……
ラッキーメンバー
ひとらんらん！白色
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作者名：Sと言われるM | 作成日時：2021年7月30日 14時
