無能として孤立した一匹狼【d!】 (ページ17)

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負けページ17

朝、4:00ごろ。
私は指定の場所に来た。

『やっぱ……速すぎたかな？』
私は扉を探す。
すると一部だけトリックがかかっていた

『うわ……地下かよ…』
扉を開けた先には、したへと続く階段…。

…せっま……狭すぎる…まぁ通れるは通れるな。
階段を降り終わるとそこには長い廊下が…

まっしろ……視覚が狂いそうだな…
あれ？あそこに扉ある……

廊下の突き当たりまで行くとそこにはなぜが
　トラップドアがあった。
取っ手ををとり、ドアを開ける＿
とその瞬間、風を切る音がした。

確認のため注意しながら戸を開ける＿
と、目の前にナイフが……
＿＿＿
『っ！！』ﾋﾞｯ
sya)｢ｯﾁ…よけたのかよ……｣
＿＿＿
顔の傷が痛んだ

私はそのナイフを手で受け止めた
刃先が目の前でとまる

『…投げナイフ……』
｢そうだが？｣
やはり人工的だよな…
『私は呼び出されて…』
｢……｣ｼｭｯ
『？！』
見知らぬ男はわたしのみぞおちに
拳を入れようと殴ってきた。
回避できたはいいものの、

体制が…

『…ｯｶﾞ、あ！！！？』ﾄﾞｯ
私は顔の側面を蹴られ、右側の壁に
勢いそのままぶつかった。

こいつ…近距離か……
ここが狭すぎて上手く動けない……しかも白い…
方向感覚が狂うのか…
なるほど…理解した……！！！

『……！！』ﾋｭｯｻｯ！
私は拳でフェイクをかけ、足で相手のみぞおちを蹴った

｢…wここまで来るから普通じゃ無いと思っていたが……
　あたっていたようだな！！！｣ﾀﾞｯ
『な？！』

私に陰がかかったと想えば後ろから
槍が飛んできた

この部屋すべてがトラップ……！！？

そう思ったのはもう手遅れだったのだけどね

その槍はよけようとした私の左腕に…

＿＿＿
私は無能なんだよね
何もできない
必要ともされない
お荷物で
なんの才能も力も無い
何一つ欠片もない

皆が言うんだ
「お前は無能だ｣って
「死ね。邪魔」って

これはいったらいけないことなんだろう
でも、これは、私が生きてるから
口にすることになったんだ

だから…ごめん
生きててごめんなさい
幸せを求めてごめんなさい
邪魔してごめんなさい
死ねなくてごめんなさい

ごめんなさい
ごめんなさい…

＿＿＿
『………ｩ……あ…』
「……｣
『……め………い』
「？なんだ？遺言か？」
『ご……め……んなさ…い』

『いきて…てごめ……い』
「……………」

「間違えてしまったな……」

初めての敗北を飾ったA。
この敗北は赤色で終わった