第1曲 ページ2
キド「機械は曲が多いほうで。あとタンバリンレンタルお願い。飲み物はドリンクバー……あぁ、アイスでお願いします。時間はフリーで」
レジのほうで店員としゃべるキド。
その間、A、セト、カノ、シンタロー、ヒビヤは後ろで待機。
カノ「ねー、最初誰から歌うのー?」
シン「いや、誰から歌うってより、何を歌うかのほうが重要だろ。……俺最後でいいけど」
セト「ちょっとー、シンタローさんが最初に歌わなかったら誰が最初に歌うってんすかー」
ヒビ「そうだよ、おじさんが最初に歌わないとカラオケの機械に電源着かないのと一緒なんだから」
シン「ちょっと待て、何故そんなに俺を最初に歌わせたいんだお前らは!」
A「なんで? 歌いたくないの?」
シン「い、いや……だって普通最初に歌うと恥ずかしくね?」
カノ「だからシンタロー君が最初でしょ」
シン「お前らほんっと意地悪」
キド「なにをそんなに騒いでるんだお前ら。他の客に迷惑じゃないか。歌う順番なんてどうでもいいだろ」
シン「そ、そうだそうだ! 歌いたい奴から歌えばいいんだよ!」
キド「ほら、早く行くぞ。……歌う順番は一番年上の人からな」
シン「おいいィィ!! お前も俺に歌わせる気満々じゃねぇか!! 歌う順番なんてどうでもよかたんじゃねーのかよ!!」
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪...
ガチャ
A「おー、6人だと部屋が広いなぁ。やっぱ」
カノ「結構上等な部屋だねー」
そしてみんながソファに座りこむと、部屋はしんと静まった。
A「いやいや、誰か早く歌えよ! おい、シンタロー」
シン「いやだから何で俺!! キド、お前が歌え!」
キド「は、はぁ!? 何故急に俺に回ったのだ!」
カノ「そういやキド、電車の中でずっと鼻歌歌ってたよね」
セト「あ、そうそう。その曲歌えばいいじゃないっすか」
キド「そういう問題じゃねぇよ!!」
ヒビ「……あのさ、みんな」
「なにしに来たの」
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作者名:餅猫@ | 作成日時:2014年7月13日 13時