【ｗｒｗｒｄ！】人間不信は恋愛できる？【syp】 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,972 hit

5 ページ6

byショッピ

ショッ「・・・で、どういうことなんすか？」

あのあと、あの女性が倒れた後のこと

俺とロボロさんでベッドに運んで寝かせた
思いのほか軽く、戸惑ったりしたけど
あと、ロボロさんが女性のことを壊れ物に触るように触れていたのも気になった

ロボ「うーん・・・」
ショッ「教えてくださいよ。気になりますって」
ロボ「んなこと言われてもなぁ・・・」

渋るロボロさん
しょうがないっすね・・・

ショッ「煩いクソ先輩に全て話します」
ロボ「分かったわぁ・・・」

よし

ロボ「あいつは俺の友達で美羽って言うんだ」

友達っすか
女性の友達居たんすね

ショッ「で、なんでぶっ倒れたんすか。甚だ疑問なんすけど」
俺がぶっちゃけて聞くと、ロボロさんはどう話したらいいのかを考えあぐねる

１０秒の沈黙の後

ロボ「あいつさ・・・極度の人見知りなんだよね」
ショッ「・・・は？」
ロボ「ショッピくん見て緊張しちまったみたいやわ。すまんな」
ショッ「あ、いや、別に」

人見知り・・・
あんな人にはあったことないけど、世の中にもああいう人がおるんやな
俺が納得してふんふんとうなずくと、ロボロさんが安堵の息を吐いた気がした

ロボ「ま、俺はあいつの面倒見なあかんし、今日はもう帰ってや」
ショッ「ああ、はい」
ロボ「いい返事やな・・・って、コネさん置いてかんといて！」
ショッ「・・・はぁい」

俺はコネシマさんをズリズリと引きずった。
重い

ショッ「早く起きてください」

コネシマさんの腹に軽くキックをいれると「うぐっ」と呻いて起きた
コネ「なんだよ、起こすなら優しく起こせや」
ショッ「煩いですね。○しますよ」
コネ「なんで！？」

視界のはしでぎゃあぎゃあ騒ぐコネシマさんをほうっておいて、俺は別のことを考えていた

ショッ「また、会えますかね」

自分でもなんでそんなことを考えてしまうか、分からなかった