愚者に執着心の復讐 拾参 制止 ページ37
Aside
ある日､夜中に城から出て散歩に行こうと思った｡
……幻魔界ってこんなに綺麗だったんだ…
そう思いながら森の中を散歩していた｡
『！！』
……囲まれた…？
………およそ5人｡しかも精霊ではない｡
『汚い海賊風情が私になんの用？』
ｳｿｯ｢A……さっきの､嘘だよな？いつもみたいに笑って戻ってくるんだよな？｣
『いつまでそんな事思ってたの？私は元々精霊…こっちの世界で暮らした方が幸せなの｡ほっといて｡』
ﾅﾐ｢A､私達は世界政府からも､神からも貴方を取り戻した｡もう何が敵でも怖くない…だからお願い､こっちに戻ってきて！｣
『…敵？よく言うね…私はこの国の王になった｡国民を守るのが王の務め｡早く出てってくれる？もう既に2日は経ってるから｡』
ｻﾝｼﾞ｢…どういう事だ？｣
ﾐｰｱ｢幻魔界と人間界じゃ時の流れが違うのよ｣
ﾙﾌｨ｢誰だおめェ｣
ﾐｰｱ｢私は前王のミーア｡この娘が戻れないのは人間じゃない､バケモノだからよ｡元々この娘はあの世界には関わっちゃいけなかったの｡貴方は運命の中心…早く幻魔界から出ていきなさい｡｣
………これでルフィも…出ていってくれる…
ﾙﾌｨ｢出ていかねぇ！！Aが戻らねぇと俺はずっとここにいる！！｣
何故…
ﾐｰｱ｢旅は｣
ﾙﾌｨ｢全員揃って麦わらの一味だ！誰も抜けちゃいけねぇ！！｣
『っ…お前はいつも勝手ばかりだ！こっちには都合ってもんがある！！早く出てけよ！！』
ﾙﾌｨ｢出ていかねぇ｣
ｿﾞﾛ｢Aを唆したのはお前か…！！｣
急にゾロの影からルーアが出てきてミーアを噛んだ｡
ﾙｰｱ｢何故妹と同じ名を名乗っている…！何故お前が氷を操れる…！？お前の匂いは妹そっくりだ！！！｣
……確かによく見ると､ルーアの妹にそっくり…
ﾐｰｱ｢…ようやく気づいたの？
ﾅﾐ｢……元は神だったのが精霊を殺して更にそれを乗っ取ったの…？｣
ﾐｰｱ｢この娘も同じよ？この体…もうすぐ朽ち果てるから別の身体に乗り換えなきゃ…ね？A…｣
『…そうね…』
ｻﾝｼﾞ｢待てA！！｣
『…近づくな｡クソ野郎｡』
氷柱を掠らせれば怯んで動きが止まる｡
ｿﾞﾛ｢てめぇ…！本気で行くのか！？｣
『…例え私が死のうと世界は変わらない｡』
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優乃(プロフ) - 最初からここまでノンストップで何日も見続けてました。主人公の設定が細かく丁寧だったのですごくこの小説に引きずり込まれました！！この世界観大好きです。素敵でした(^^) (2018年8月26日 2時) (
レス) id: c47f53a310 (このIDを非表示/違反報告)
餅月(プロフ) - 、さん» 申し訳ございません｡完全に忘れていました｡ (2018年1月17日 1時) (レス) id: 0c8d2fb0e5 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 続編ならオリフラお分かりでしょう？ルールですのでお外し下さい (2018年1月16日 23時) (レス) id: 2b6e4d8a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餅月 | 作成日時：2018年1月16日 21時
