能力使いの術師 (ページ5)

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3話ページ5

五条side

五｢A…。会いたかった。会いたかったよ｣

気づいたら抱きついていた

｢私も…会いたかった、けど｣

五｢ここを出て一緒に帰ろう｣

一瞬で分かった

自分の妹だって六眼なんかで見なくても

でも｢お兄ちゃん｣と呼んでくれていた
あの頃と違ったことがあった

笑顔の眩しいAからは笑顔が消えていた

もう絶対悲しませないから

手放さないから

一緒に帰ろう

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立ち話もあれだからといって寮に来た

五｢久しぶりだね｣

｢久しぶり｣

五｢10年前のこと覚えてる？硝子に僕が荒れないように頼んでたんでしょ、10年後迎えに来てって。だから迎えに来た。あっ学園都市の人だったり学校の人には許可とってるよ。｣

｢そっか｣

えっ素っ気なくないいやそんなとこも可愛いけど

もっと感動の再会みたいなさぁ

｢今日？｣

意外と乗り気…？

五｢早い方がいいよね！荷物まとめられる？｣

｢分かった。でもみんなにお別れ言わなくちゃ。｣