7話 ページ9
五条side
あの後みんなを一旦寮に帰して硝子とAと自分の3人だけになった
五｢ねぇAにとって傑ってどんな人だった？｣
家｢あっそれ気になる。｣
｢傑さんですか…みなさんの反応見てると悪いことしてたんだと思います。けど私にとっては暖かい人でした｣
暖かい人そう言った彼女は目隠しで表情はよく分からないけど穏やかな感じだった
家｢本命には優しそうだよな。想像つかないが｣
五｢確かに。A大切にされてたんだね｣
｢そんなに傑さん酷かったんですか？｣
家｢酷いというか…なぁ。性格終わってた。｣
五｢それブーメランじゃない？｣
家｢それならお前が一番酷かったよ｣
｢3人とも仲良かったんですね｣
仲良かったか…
確かに喧嘩も多かったけど傑は親友
一緒に過ごして楽しかった
｢私も棘くんたちと3人のように仲良くなれるでしょうか。今まで友だちもいなかったのに｣
五｢なれるよ｣
家｢そうそう。高専前の五条絶対友だちいなかったし｣
えっ何気に僕貶されてない？
五｢もう体の方は大丈夫かな？寮まで送ろうか。歩けないならお姫様抱っこするし｣
家｢アウト。下心丸見え。それにさっきからドアの窓に影が映ってる。いるんじゃない？｣
ドアを開けると4人がいた
乙｢どうしてもみんな心配で…｣
パ｢ほら、棘｣
真希｢棘行かないなら私ら先行くぞ｣
棘｢こんぶ…｣
仲間思いになったなみんな
五｢大丈夫って言ったでしょ？｣
｢…はい！｣
同級生に混ざる姿はその生い立ちからは想像できないほどあまりにも普通の女の子だった
五｢やばい。硝子最近涙腺めちゃくちゃ緩い。泣きそう｣
家｢老化？｣
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作者名：餅 | 作成日時：2021年1月18日 3時
