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1話 ページ2

ピピピッピピピッ

無機質な目覚めし時計の音が部屋に響く


朝だ...学校行きたくないなぁ


でも今日は絶対ってひぃちゃん先生言ってたな...


朝ごはんは...いいや
家に何も無いし

はーくんは先に行くのかな…?






in学校


学校に行くと迷うことなく保健室に直行する

〜保健室前〜ガラッ

「先生ー?いるー?もしかして朝礼中かな?」


ベッド勝手に借りてもいいよね
いつも使ってるし


暇だし寝よ...


数分後...


柊「Aー?」


誰かが呼んでる...


柊「お...て」

おて?


「ひぃちゃん先生だ。おはよ。」


柊「おはよう、A。教室には来れそうか?」


「んー。美術室になら行けるかも。はーくんが教室にいるの確認したら教室行くからさ、ダメ?」


柊「...まぁ来るだけ良しとするか。」


バッ

ひぃちゃん先生に向けて両手を広げる


柊「?」


「美術室まで連れてって。」


柊「あのなぁ...もう、高3だろ?」


「今日、朝ごはん食べてないから軽いと思うよ?」


柊「いや、そういう問題じゃなくてな。と言うより朝ごはんはちゃんと食べろ。A、ただでさえ痩せてるんだから。」

連れてってくれない...

「はーくんならしてくれるよって言ったら?」


柊「...っ!仕方ないな。あと、甲斐に頼らなくても生きていけるようになろうな。」

「分かってないなぁ。はーくんが世話を焼きたがるんだよ。」



.......本当に我ながらずるい人間だと思う


僕も先生も



柊「ってかホントに軽いな。しっかり食べろよ。」

「先生が食べさせてくれるならいいよ。」



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時間軸的には
ダンボールを美術室まで運ぶ

保健室にAを回収しに行く

美術室にAを置く

HR

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作者名: | 作成日時:2019年1月11日 3時

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