占いツクール
検索窓
今日:5 hit、昨日:19 hit、合計:6,611 hit

08 ページ8

1時間目。
HRが終わって10分後ぐらいに
『委員長号令ー』
と言いながら教室に入ってきた世界史担当の高木先生。


最初は怖っとみんな少しビビっていたが、蓋を開ければなかなかフレンドリーな先生。
俺も、結構好きだ。



〈先生って彼女いる?〉
授業中、急に質問を投げた男子。

『あ、まったそういう話?好きだよなあ。』
〈先生の恋愛事情とか、結構気になるよね。〉
〈分かる。高木先生優しいし、居そうだなあ。〉
こそこそと女子が話しているのが聞こえる。

『彼女?いるよ。』
案外さらっと答えた高木先生。

えええー!!!とみんなの悲鳴が教室に響き渡った。



『いや、そんなびっくりする!?結構傷つくんだけど!』
笑いながら先生は言う。

〈いや、予想はしてたんだけど、なんかびっくりして!〉

そういう話ははいとも、いいえとも言わない先生が多い中高木先生は普通のごとく言った。
…そういう人もいるんだな。…


〈え!彼女どういう人?!〉
『ええ…可愛い。…よ普通に』

〈うわああ、急に惚気出したんだけどうぜー!〉
と冗談交じりに言うクラスメイト。

『なんだよお前らが聞いてきたんだろ!』
〈まあそうだけどさあー!〉


そんな話をしていると急に開いた扉。

「ごめん教室に忘れ物したかも!」
と忙しそうな様子で入ってきたのは有 岡先生。


〈大ちゃん聞いた?高木先生彼女いるんだって!〉
『いや他の先生に言うことじゃねえから!笑』
「…え?……あ、や。…そうなんですね。」
一瞬思考が停止したかのように見えた有 岡先生だけど、すぐ高木先生に笑いかけた。

「そ、そっかそっか。てかお前ら授業中に何話してんだよ!」
急に動揺してんな。…
〈先生がどうしても彼女の話がしたいってゆーから!〉
〈そんなに可愛い彼女なんだね〜〉
『言ってねえ!お前らが聞いてきたんだろ罪を擦り付けんな!』
謎の罪を押し付けられた高木先生は、なんだか楽しそう。やっぱ彼女の話してると楽しいんだろうな。


「授業中にごめんなさい〜。失礼しましたー」
〈あ!次大ちゃんだよね!〉
「うん、国語だよ。」

目が笑っていない笑顔で、教室を後にした。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←07



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
設定キーワード:有岡大貴 , 伊野尾慧 , いのあり
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らいす | 作成日時:2019年12月29日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。