本当の私は一体どちらに [ゲゲゲの鬼太郎]

第五話 ページ6

まなちゃんはそっと近づき指で目玉おやじさんをつつく

目玉おやじ「わぁ！これ擽ったい！」

擽ったそうに笑う目玉おやじさん
まなちゃんはますます焦り出す

まな「本物！？特撮！？それとも夢！？」

自分の頬を引っ張るまなちゃん
こちらもまたもちもちで結構伸びますのね

というかまなちゃんそろそろ認めるべきですよ...w

A「ま、まなちゃん...私達には見えない世界ってのもあるんじゃないですかね...?それよりも折角鬼太郎さん達が来てくれたんだからあの手紙のこと聞いた方が...」

苦笑いしながらまなちゃんを撫でる

目玉おやじ「その通りじゃ」

まな「は！そうだった...これ見て...」

そういうとまなちゃんはスマホを取り出した
すると目玉おやじさんは驚いたようにそれをみつめる

目玉おやじ「それはなんじゃ？」

まな「え...?スマホだけど？」

目玉おやじ「ほぉ...!テレビも小型になったもんじゃな...」

まな「テレビじゃないよ。電話もできるし渋谷のカメラも見れるし」

目玉おやじ「渋谷の様子をこんなもんでみることができるのか！便利になったもんじゃ...」

可愛いと可愛いが揃ってて癒しでしかないんですが

まな「とにかくこれ！みて！」

まなちゃんは鬼太郎さん達に人が木になってる画像をみせる

目玉おやじ「これは吸血木じゃ！！」

吸血木...?

まな「え、ドラキュラ？」

A「木の方ですまなちゃん...」

目玉おやじ「そうじゃ、人間の血を吸って養分として使い育つ妖怪じゃ」

まな「なんでそんなのが渋谷に...て、知ってんなら渋谷に行こうよ！」

まなちゃんは鬼太郎さん達の手を掴み走り出す
私もその後を追う
吸血木...妖怪...
なんだろ...さっきからなんかがひっかかるような苦しいような...
気のせいかな...

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