本当の私は一体どちらに [ゲゲゲの鬼太郎]

第二十二話 ページ23

非常用の出入り口から中に入る。

まな「蒼馬...大翔...」

まなちゃんは友達を心配しているようだった。
ドームの会場に入ったらそこには見上げ入道がいた。
で、でっか...!?

見上げ入道「丁度いい所に来た」

そう言うとねずみ男さんは見上げ入道の所に走っていく

ねずみ男「見上げ入道先生！！あいつら俺達の仕事の邪魔するんです！」

鬼太郎「見上げ入道！五万人の人間を何処にやったんだ！」

見上げ入道「全員霊界送りにしてやったわ！」

鬼太郎「返してもらおうか...。五万人も行方不明になって、大騒ぎになってるんだぞ！！」

見上げ入道「おかしいな。年間八万人以上の人間が行方不明になっている。なのに誰も騒がないではないか！
誰が行方不明にらなろうが殺されようがそんなのは数！人間はそんなこと気にしていないのだ！」

その言葉をきいたら、自然に声が出ていた
私は少し見上げ入道に近づく。

A「...人間は、そんなじゃないです。確かに人間の中にはそんなこと忘れて普通に生きていくような人だってたくさんいます。でも...それと同じように、人を大切に思ってくれる人もいるんです。...そんなに沢山の魂で...一体何をする気なんですか」

胸元のペンダントをにぎれば、ペンダントはかすかな光を放った。

見上げ入道「全部で4万9996人。あと4人で五万。五万の魂を霊界に送ればわしは無限の力を手に入れ日本に君臨することができる！あと少しで満願成就という所へお前達が来てくれたという訳だ！！」

見上げ入道がいきなり攻撃をしてくる

鬼太郎さんは攻撃をするが見上げ入道は余裕のあるように攻撃をかき消していく

見上げ入道「秘技霊界送り！」

見上げ入道がそういうと鬼太郎さんは目玉おやじさんを残して霊界へと吸い込まれてしまった

A「そんなっ...!」

まな「鬼太郎！」

猫娘「っ...!」

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