青城マネちゃんは不思議な子

14粒目 ページ16

及川side

引き続きお昼休みのお話〜！

まぁ，さっきのことがあった後は特に何もなかったんだけどね，なんと！デザートにAちゃんが手作りのシュークリームもってきてくれたんだよ！

それはそれはまっきーが超大喜びだよ
後輩に先に渡してから俺たちの番が来た！

「ん、及川の、あ、いらない?じゃあ私が…」

受け取ろうと手を伸ばしたけどその前にかぶりつこうとするAちゃん

「いる！もらいます！何！？俺は即返事しなきゃもらえないの！？」

「うん，及川は0.1秒以内に受け取って尚且つ返事もしないと受け取ったことにならないから」

そんな何当たり前のこと聞いてるの？見たいな顔しないでよ！

「なんで俺だけ！？」

なんて俺に対して手厳しいのはAちゃんだけじゃなかったようだ。

「及川あとつまってんだよ早くしろ」

「岩ちゃん‼だってAちゃんが！！」

「ちょっとマジ早くしろ及川、花がイライラしてる」

「及川がくわねぇなら俺が食う」

怖い顔した岩ちゃんとまっきーに真顔のまっつん

「2人まで！！ちょっと最近皆んな俺に対して当たり強くない！？」

「「「「さぁ？」」」」

4人の声が綺麗に揃ってしかもみんなして首を傾げてるんだけど、これわざとだよね！？及川さん悲しいよ！？

「確信じゃん！」

なんて会話してからは大人しくふっつーに食べてます
……うまっ

「花のはね〜ちょっと大きめにしたんだけどどーお？」

ジャーンっとか言って出す可愛いAちゃんとマジでうれしそぉーなまっきー

「えっ、まじで！？っしゃー！さすが瀬峯坂！わかってるよな！」

「だって花シュークリーム私よりも好きじゃんね」

なんだよもー、カップルみたいな会話しちゃってさ、
この前振られた及川さんへの当て付けですか?






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