・ ページ8
Aside
あ、やば、次移動やったわ…
あー、だる…お腹痛い言うて保健室行こかな…
いや、まあ、お昼休じゃなくて普通の授業間の休み時間に電話する私が馬鹿なんだけどね
そう思いながらとりあえず自分の教室に戻ろうと階段を降りる
「あ、ここに居たんだA、次移動だよ、急ご」
角からさっと出てきた角名は私の教科書やら筆箱やら、次の授業で必要なものを持っていた
「え、角名まさか私の鞄漁ったん?」
「…机の上に置いてあった物わざわざ持ってきた彼氏様にその口の利き方はどうなの」
角名は普段あまり変わらない表情を少し動かしてムッとしたような顔をする
なんや、優しいやん
「それはごめん、ありがと、角名」
「ふっ、ほら、急ぐよ」
角名は満足そうな表情をした後私の手を掴んで走った
結局2人とも授業に遅れて恥ずかしい思いをしたし
そのあとアイツら怪しくね?なんて思われてしまった
でも、ちょっと廊下走るのは楽しかったかもしれない
97人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ステラ(プロフ) - あいすくりーむさん» コメントありがとうございます 時間開くとは思いますが更新はさせていただきますのでよろしくお願いします (10月30日 17時) (レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりーむ - 狐……w。続き楽しみにしていますっ!!! (10月28日 9時) (レス) @page23 id: 200dc23748 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ステラ | 作成日時:2023年8月16日 12時