検索窓
今日:19 hit、昨日:19 hit、合計:25,340 hit

ようないでしょ?二口 ページ13

ロッカーに行こうとして普通に二口の席の横を通ると、いつも通り二口に声をかけられる


「おい、さといも!」

「はーい、なーに」


しばらく無言の時間が流れ、クエスチョンマークが浮かぶ

基本的に人と話す時は目を見るタイプな私は二口がどこを見ようと目を見ていたのだが、目が合った途端二口にそっぽを向かれてしまった


「あっ…えっーと…あー」



「あ、んふふ、二口〜、さては特に用事ないでしょ?」


私はニヤニヤと笑いながら言う

二口は目を見開いた後明らかに動揺というか焦ってるというか…とにかく目をキョロキョロさせていた


「は、はぁ!?んなわけねぇだろ!俺の代わりに世界救ってこいよな!」


「………………え?」


二口の代わりに世界を救う…?

え、何、二口ってスーパーヒーローだったり?


「〜〜〜っ!ぃ、いいから、早く行けよっ!」


自分が言ったことが恥ずかしくなってきたのか顔を真っ赤にして俯いて廊下を指さす


「ふふっ、はいはい…私、二口の想いを継いでちゃんと世界救うからね」


「バカっ、だまっていけよ、もう!」


二口に肩をもたれ、くるっと向きを変えさせられ、廊下に出される


二口ったら子供っぽいこと言ったからってあんなに真っ赤になることないのに…



もう、可愛いかよぉ

カッコいい…かも?→←親友の言うことには



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 二口堅治 , 伊達高   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もちうさ | 作成日時:2021年8月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。