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Aside
怪我人のことは擁護さんに任せてひとまず三橋くんたちに報告しに行くことにする
一年生と喧嘩は良くないけど、このまま暴れられても困るし、普通に怖い
きっと屋上にいるだろうと階段へ向かうと、直也が変な歩き方で下駄箱に向かっていた
「ちょっと、どうしたのその歩き方。大丈夫？」
「あー、新入生に結構ヤバいのがいんだよ、お前も気をつけろよ〜。俺はこれ以上やられないうちに帰るわ」
よろよろと歩いて行った直也も心配だが、アイツもアイツでまぁ丈夫だから大丈夫だろう
「さてと」
一階から屋上まで続く階段を登り始めたが、なんだか少し違和感を感じる
驚くほどに人とすれ違わないのだ
通常、今は下校時刻なので部活ガチ勢でない限りこの時間帯のこの階段は多少人通りが多いのに
そしてようやく人の歩く音がしたと思ったら噂のヘルメットを被った男の子だった
「なぁ、この学校の頭はどこにいる？」
男の子…ヘルメット君は手に持ったバットを引き摺りながら聞いてくる
「屋上に居ると思ったんだけど…違うなら私は知らない…。それより、やめなよ、それ。そんなんだと君の人生後ろ向きになっちゃうよ」
自分でもなんでこんなこと言っちゃったのか分からない
こんなこと言ったら相手を怒らせるだけだし、それに彼を見て怖いと思ったのに
「テメェ、女だからって関係ないからな」
案の定ヘルメット君は怒ってバットを振り回してきて、私の太腿に直撃された
「ゔっ…！」
私が座り込むとヘルメット君は満足したようで、疼くまる私を鼻で笑いながら階段を駆け降りて行った
ジンジンと痛む太腿を抑えながら唸る
本当に、なんであんなこと言ったんだろう私
元々思ったことが口から出る…なんて事はあまりなかった方なのに、スラスラと出てきてしまった
人間死ぬかも知れないと思うと変わるのかななんて考えてると上から楽しそうに話す声が聞こえてきた
「Aちゃん…？え、何、何があったのこれ」
「派手にやられたな…大丈夫か？誰にやられた」
三橋君達は私を見つけるなり走って来てくれて、目線を合わせてくれる
「新入生のヘルメット君…ごめん病院まで連れてって」
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ステラ(プロフ) - そるとさん» ひぁ！ありがとうございます！ご期待に添えるように頑張ります！！ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - めちゃくちゃ好みのシナリオ過ぎてもう好きです！！更新待ってます！頑張ってください‼️ (2023年1月17日 0時) (レス) id: 94d58992ad (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - まいやんさん» あびゃぁ〜！ありがとうございますぅぅ頑張っちゃいます！！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
まいやん(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしてます！これからも更新頑張ってください！ (2022年8月28日 4時) (レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - hohoさん» きゅぅう！ありがとうございます！がんばれちゃいます！ (2022年8月11日 1時) (レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2022年4月5日 0時
