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相良side
「あれあれ、もしかして君達が相良くんと片桐くん？ヤダぁ、ちょー男前じゃんか〜」
今日もヤクザからの頼まれごとを調査し、いつもの溜まり場へ智司と共に戻ればウチの生徒らを顎で使ってる知らねぇ女がいた
金髪にケバい化粧、露出の高い服装のやっすいホステスみてぇな女はヒールの高いブーツをコツコツ鳴らしながら俺らに近づく
「特に相良くん？やんちゃそうな君はお姉さんのちょ〜タイプ」
女の指が俺の首筋を撫で肩を掴む
クラクラとするほど強い香水がずいと近づく
「相良くんさぁ、お姉さんのカレシにならない？」
なんだコイツ
上目遣いで俺を見つめる目もAと比べれば月とスッポン…いや月とチリゴミ
先ほどから感じていた不快感が一気に大きくなった
「誰だテメぇ」
嫌悪を込めて鋭い視線を送っても女は怯まない
イライラしている俺を見かねてか中山が俺に耳打ちする
「その人はこの間のヤクザの頭の妹っす」
コイツは俺らが今は下手に出れないことをわかっていってやがる
タチ悪ぃ女
うざってぇ
だからといって本当にぞんざいにはできねぇしな
こういう女ほどAの存在を知れば人質にしやがる
「私はね〜アキラっていうの、よろしくねぇ〜相良くん」
俺の腕にからみついてくる腕と感触だけは良いが気色の悪い胸
彼女でもない、嫌悪を感じる女を名前なんかで呼びたくない
「苗字」
「えぇ、なになに相良くん私のこと知りたいの〜、木崎アキラっていうの私」
ひとつ一つの言動が俺の感に触る
マジで今すぐコイツを鉄で殴ってやりてぇ
「木崎サンには悪いけどよォ、今女に構ってる暇ァないンスよ…じゃ俺帰るンで」
俺がくるりと方向を変え家路に着くと、挨拶をする生徒らと反対についてくる木崎
「なんスか」
「ん〜？相良くんにさぁイイコト教えてあげようかなぁってね」
欲に染まった木崎の目が俺の中の嫌悪を増長させる
「アンタを相手にするほど困ってないンで」
木崎は俺が木崎に手を出せないことを良いことに俺の家の中まで押し入ってきた
癪に触るが木崎と同じ部屋にいるよりはいいと思い、智司の家に行こうと扉に手をかけた時、電話が鳴った
Aだ
俺に電話をかけてくる奴なんてアイツと智司くらいだ
「アタシが出てあげるよ」
この時ばかりは木崎の手を思い切り叩いた
木崎の叫び声なんて気にもならない
結局木崎を家の中に入れている罪悪感やらで酷い受け答えと切り方をしてしまった
また、俺の木崎への嫌悪が増した
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ステラ(プロフ) - そるとさん» ひぁ！ありがとうございます！ご期待に添えるように頑張ります！！ (2023年1月17日 23時) (
レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - めちゃくちゃ好みのシナリオ過ぎてもう好きです！！更新待ってます！頑張ってください‼️ (2023年1月17日 0時) (レス) id: 94d58992ad (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - まいやんさん» あびゃぁ〜！ありがとうございますぅぅ頑張っちゃいます！！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
まいやん(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュンしてます！これからも更新頑張ってください！ (2022年8月28日 4時) (レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - hohoさん» きゅぅう！ありがとうございます！がんばれちゃいます！ (2022年8月11日 1時) (レス) id: 937f8870d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2022年4月5日 0時
