12話 坂田が浦島船に大切なお知らせ ページ13
坂田side
夕食を食べ終わり、うらたさんの皿洗いを手伝い、みんなが一息した頃、志麻くんが話し始めた。
良かったね志麻くん。初の発言だよ！
し「･･･そう言えばさかたん、話って何？」
さ「あ、あぁ、今から話すわ、」
そう言うと、みんなはリビングに集まり、
僕の方を向いた。
そして僕はまず初めに、このシェアハウスに僕のいとこを新たな入居者として、向かい入れてはダメだろうかと話した。
Aの性別を聞かれ、女だと答えると、
うらたさんは猛反対。
う「坂田の従妹とはいえ、なんで、グループでもない、ましてや異性をここに住まわさなければならないんだよ」
そう言った。
せ「まぁまぁ、さかたんにも、かんがえがあるわけやし、最後まで聞きましょ？」
そうセンラは言ってくれたので全て話した。
両親が交通事故で余命宣告された事
Aは自分のせいだと思っている事
1人じゃ壊れてしまう。だからそばにいて欲しいと、Aの両親から言われた事
そして、最後にAを元気にさせてあげることの出来るのは僕だけだと。
うらたさんは考えた後に
「俺的には･･･まぁ、そういうことならしょうがないと思う。見捨てることは出来ない。
ちょうど部屋とかも余っていて、使い道に困っていたし」
と、言ってくれた。
し「俺も別に構わへんで〜」
せ「センラも大丈夫やで(*^^*)」
うらたさんに続き、まーしぃや、センラも
OKしてくれた。
「ありがとう！みんな(´；ω；｀)」
そう言ったら
う「よーしっ空き部屋の掃除でもしてくるか」
せ「じゃあ、センラも手伝いますね」
と、伸びをしながら去っていった。
ほんとにいい仲間をもったと、改めて感じた。
ありがとう。ほんまありがとう。
13話。望野ちゃんの判断。→←11話。お兄ちゃんのシェアハウス
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：望宮(もちみや) | 作成日時：2018年12月19日 22時
