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其の九 ページ9



三日月「A。」

「!」


振り向くと三日月さんが微笑んで立っている


「三日月さん!どうしたの?」

三日月「なぁに、今日は天気がいいから縁側で一緒に茶でも飲もうかと思ってなぁ」

「うん!今日は暑いし、確か水羊羹があったはずだから持ってくるね」

三日月「あいわかった」


ーーA、私の真名を彼等に授けた。

あの時、幼い私が名前を教えると皆に言ったらとても驚かれた。

全「僕ら(俺達)に真名を教えちゃったら現世に帰れなくなるよ?いいの?」


だけど私には迷いはなかった

「だって、私の帰る場所はここだもん。そうでしょ?」

皆は一瞬目を見開いて、

それもそうか__って照れくさそうに笑ってくれた。




三日月さんの隣で駄弁っていると、ふと目の前が真っ暗になる。


これは…


「つる?つるでしょ!」

鶴丸「正解!驚いたか?」

「残念、もう慣れちゃいました」


意地く笑うと彼も目を細めてニヤリと笑った


鶴丸「性格が裏目に出たか…じゃあ…これはどうだ!」


両手をずいっと頭の上に出されてビクリと肩が動いた。

思わず身構えると、

「へ?これ…」

ハラハラと降ってきたのは色とりどりの花。

そして頭になにか乗せられて、何だろうと見てみるとそれは花の冠。


「わぁ…!」

鶴丸「どうだ?これは驚いただろう?」





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薫藤四郎 - とても良かったですよ!更新お待ちしております! (2021年1月30日 21時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 鯖さん» ありがとうございます!!嬉しいです! (2017年10月13日 20時) (レス) id: 3e30fa5799 (このIDを非表示/違反報告)
- 感動してしまいました! (2017年10月13日 20時) (レス) id: 7852d9062e (このIDを非表示/違反報告)
もちこ(プロフ) - 冬花藤四郎さん» そのストーリーとても面白そうですね!ありがとうございます!受験生なので冬花藤四郎さんが忘れた頃にポっと書いて投稿するかもしれませんが是非書きたいです(´∀`) (2017年10月1日 1時) (レス) id: 3e30fa5799 (このIDを非表示/違反報告)
冬花藤四郎 - 面白いかったです!審神者ちゃん(大人)とあみ(大人)が会う→美しさにあみが妬む→刀剣男士を欲しがる→審神者いやがる→両親怒る→男士「は?」→あみ、終わるというような話を書いてもらいたいです…(迷惑だったら書かなくていいので…) (2017年9月26日 23時) (レス) id: 83cfd25309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちこ | 作成日時:2015年7月29日 1時

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