第275話 ページ15
朝になり目が覚める
しかしそこは船の中ではなかった
波の揺らぎも潮の香りも木の天井もなかった
貴「病院…かな」
真っ白な天井を見てそう感じた
起き上がろうとするが色々なものが邪魔をする
それらを見てみると、まず口に酸素マスク
指には心拍数を測る機械
点滴を三本といろいろ付けられていた
ローに診てもらった海美は元気もりもり
これら全て正直いらない
どうにかできないかと考え周りを見ると近くにあったナースボタン
「何かあれば押してください」と書かれているので押してみる
ポチ
「はい。どうされましたか？」
貴「あーえっと…起きました？？」
「！最吸さん！起きられたんですね！すぐに先生と向かいます」
少しして担当医とナースさんが来て診察をされる
「うーん…昨日まで栄養失調とかその他諸々あったはずなんだが…きれいさっぱり無くなってるね！」
すごいねー人間ってすげぇーと医者は笑う
「あーあれは？あれ覚えてるかな？ベッドから抜け出したの」
そう言われても海美には心当たりがない
「朝見にきたナースの1人が君がいないと騒いでね。一晩中探し回って…見つけたと思ったらベッドにいるんだもん」
驚いたよと医者は笑う
貴「そうなんですか？記憶にないです」
海美は首を傾げる
「まぁ元気みたいだから今日退院しようね」
親御さんに連絡したら今日がいいと言われたから手続きしておくねと言い医者は病室を出た
医者と入れ替わるように待機していた相澤先生が病室に入ってきた
相「今日から雄英敷地内にある“ハイツアライアンス”で暮らしてもらう」
貴「ハイツーアイアン？？」
相「ハイツアライアンスだ。寮だ。お前の保護者には了承を貰っている」
貴「お二人が許可してるのであれば私はそれに従います」
相「そうか。寮の説明の前に合宿で取る予定だった“仮免”取得に向けて今後動いていく」
仮免とはヒーローの仮免許だ
貴(これは！！船に帰る1歩になるー！！)
相「静音さんたちと話をし終えたらすぐに向かうからな」
じゃ、またあとでと相澤は立ち去った
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@UA(プロフ) - 面白すぎて、一気に1〜5まで見てしまいました！！これからも無理のないように頑張って下さい!!! (2020年4月28日 17時) (
レス) id: 63deb98598 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ヒロアカにワンピースが大好きでこれからの展開が楽しみです！！リクで夢主がまたワンピース世界に行く時は、クラスの皆もをお願いします。これからも体調に気をつけて更新応援してます！！ (2019年3月26日 14時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - もちろん夢主ちゃんの世界に！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - こんな遅い時間にすみません。リクエストいいですか？ヒロアカのメンバーが逆トリップってのありですかね？もしよろしければ書いて下さい！（時間があったら） (2018年6月24日 23時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちきなこもち | 作成日時：2018年5月2日 8時
