第263話 ページ2
相澤は病室の扉を開け目当ての人物たちが居るのを確認する
相「探しましたよ。静音さん」
そう呼ばれ男の人が振り返る
停「あぁ…イレイザーヘッドか…すまない。家に居なくて」
相澤ははじめに向かった家のメイドに「旦那様と奥様は海美様の病室におられますわ」と言われたことを思い出した
相「いえ。予想はしていたのでそれほど…」
相澤は静音夫婦の反対側のベットに椅子を寄せる
ベットでは海美が呼吸器を付けられ、指には心拍数を測る機会が取り付けられている
顔は青白く…しかし額を触ると体は熱い。高熱の証拠だ
息の感覚が短く苦しいのがよくわかる
少し上を見れば点滴を投与されているのがわかる
体内のガスと中和するための点滴
熱を下げるための点滴
栄養補給の点滴の3つがついている
緑「この子は…」
ずっと下を向き海美の手を握っていた緑華さんが口を開く
緑「優しいんです。お友達が狙われないように自分を犠牲にして…そして自信家で…強いと自負し…タカをくくってしまった。これがこの結果…嬉しいようで悲しいです」
流れた涙が海美の手に落ちる
緑「敵は…この子の弱点をどう見抜いたんでしょうか」
相「それは…我々にも不明です。彼女からは『弱点なんかない！』と言われていたので『いつか見つけられてそこを突かれる』と注意していたんですが…すみません。こちらの指導不足で」
相澤は頭を下げる
緑「そんなことありません！！この子は…強いこと、強くなることにこだわっています。弱点を見せたがらないのは当然です」
なので先生のせいではありませんと緑華さんは謝る
緑「それで、寮のことですよね」
緑華は配られた(配達された)プリントを手に取る
相「はい。本人の確認は今はできませんが…保護者の同意があれば準備はします」
どうお考えですかと相澤は聞く
停「俺は良い思っている」
緑「えぇ。私もそう思います。この子には…青春を味わってもらいたいですから…」
2人の目は優しく笑った
緑「あ！でも！この子には絶ッ対に機械類を触らせないでください」
相「？？というのは…？」
停「一度手伝いたいと言い出したことがあってね…メイドと一緒にやらせたんだが…」
先程まで優しい顔をしていた2人は少しずつ青くなる
それを見てなんとなく察する相澤
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@UA(プロフ) - 面白すぎて、一気に1〜5まで見てしまいました！！これからも無理のないように頑張って下さい!!! (2020年4月28日 17時) (
レス) id: 63deb98598 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ヒロアカにワンピースが大好きでこれからの展開が楽しみです！！リクで夢主がまたワンピース世界に行く時は、クラスの皆もをお願いします。これからも体調に気をつけて更新応援してます！！ (2019年3月26日 14時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - もちろん夢主ちゃんの世界に！ (2018年6月24日 23時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - こんな遅い時間にすみません。リクエストいいですか？ヒロアカのメンバーが逆トリップってのありですかね？もしよろしければ書いて下さい！（時間があったら） (2018年6月24日 23時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちきなこもち | 作成日時：2018年5月2日 8時
