【WT】図書室のあなたに恋をした【sm】

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空き教室に二人きりになる
どこか冷静なスマイル、僕はこんなに辛くてAちゃんへの好きが溢れてるのに

sm「お前…Aの事…」
「うん、好きだよ」
sm「…そうか」

俯く僕につられて一緒に下を向くスマイル

「あのね、僕今日告白するの」
sm「…あぁ」
「そう言われたらスマイルは僕の事応援できる？」

できる、なんて言われたら一発殴ってやろうと思ってた

sm「…はぁ？するわけ無いだろ？わざわざ相手を応援するほどこっちも余裕がないからな」
「あはっ即答じゃんスマイルらしいや、でももうちょっと考えてよ〜」

でも、流石僕のライバルだ、やっぱり僕が敵わないよ

「それに…」

…どう考えたってAちゃんはスマイルのこと好きじゃんか
余裕がないなんてあんなに見え見えなのに気づかないの？この鈍感！

sm「結果を聞く前からそんな暗い顔してどうすんだよ」
sm「…ぶるーくの告白が成立しても、俺の気持ちは変わらないし揺るがない」
「…んー、スマイルは強いね…僕だったら断られたらもう立ち直れないしその子と顔会わせらんない」

でも、スマイルの言ったことで少しだけ気持ちが晴れた…気がする
いや、やっぱ嘘…負け前提の勝負だって挑まなきゃ強くなれないよね…？

なんだかわかんないけど、ここにいるのが気まずくなって
時間だからそう言ってここを離れた

Aちゃんこんな奴が好きになっちゃってごめんね

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