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…もう朝か
いつもと違い目覚ましに頼らず起きることができた
どちらかと言うと朝に弱い人間の私はこんなことでも結構嬉しかった
さっさと準備を済ませる
どうせなら静かな教室で本読みたいし…
玄関を出てかかとを踏んだままのローファーを直して
前を向く…
sm「ん、はよ」
『えっ、あっ…え?おはよう…?』
いきなり現れた
sm「なんでそんな驚いてんだよ」
『いや…だって急にだし、それにどんなくらい待ってたの…?』
sm「いや別にそんな待ってないけど」
まだ春に近いと言えばそうだが
キツい日差しとやや高めの温度は中々に辛かったのではないか…と一人で考察をする
…がいつもと変わらない彼は本当にそんなに待ってはいないんじゃ…
sm「なにボーッとしてんだよ」
『いやなんで急に来たのかなって』
sm「別に…大した理由なんて無いけど」
sm「ほら、速くいくぞ」
『あ、ちょっ…と!』
スマイルは強引に会話を切り上げ
グッと手を引っ張って進む
今度は腕じゃなくしっかりと手を繋いでいた
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もち米マン(プロフ) - Kさん» コメントありがとうございます!最高だなんて…!途中からbrさんに恋させてぇ〜って衝動が押さえられなくって…! (2月29日 23時) (レス) id: 483e70a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
K - 最高の作品です!! smさんの恋の裏に隠れていたbrさんの儚い恋……最高でした!!! ありがとうございます!!!! (2月29日 20時) (レス) @page50 id: ca68b6c668 (このIDを非表示/違反報告)
もち米マン(プロフ) - 黒灰白有無%さん» ありがとうございます!初々しさがいい感じに出せてよかったです!別視点お楽しみに! (9月21日 18時) (レス) id: 483e70a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとう御座います!!純粋なお話って矢張り良いですね,私本が好きなので関係した事に嬉しさがあります.初々しく迚も面白かったです!。凄く癒しになりました!別視点のお話も楽しみにしてます!是からも応援しております!!また、読み返しにきたいと思います。 (9月20日 23時) (レス) @page30 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
もち米マン(プロフ) - おー!さん» ありがとうございます!神作なんて…( *´艸`) (9月17日 15時) (レス) id: 483e70a4e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち米マン x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2023年7月31日 11時