ああ、君だった【JK】 (ページ10)

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一人で飲んで酔っ払ったことと、勝手に色々考えた末に緊張して酔っ払ったことの罪悪感が押し寄せる。つい先程まではヘラヘラしていたくせにだ。酔っ払い、最悪すぎる。

「ジョングガ……ヌナ、ヌナなのに、こんな情けなくて、ごめん……」

「ヌナ〜、どうしたの〜。何で謝るの？美味しかったし、楽しかったでしょ？俺、Aヌナの喜ぶ顔が見たかったから、それでいいんですよ」

うん。緊張したけど、おいしかったし、楽しかった。

「ジョングガ〜〜」

「ほら、もう落ち込まないで。ん？」

「うん……」

小さい子にするみたいな優しい慰め方に、まんまと宥められて。今日の私はもうダメみたい。

「ジョングガ、今日のヌナはもう終わり。ヌナの営業終了します」

「んふふ、じゃあヌナじゃなくて、Aなの？可愛い」

「あ！今バカにした。わたし、大人なのに」

「違うよ、馬鹿にして言ったんじゃないよ。……ヌナは本当にきれいだし、可愛い」

ヌナの営業、しゅうりょうします。