・ ページ8
⚠今回も後半お二人様百合になります。
___________________
mc
「…ハッ、冗談も程々にして下さいよ、笑えないんで。本当に僕から離れる気じゃ無いでしょう?」
最初は冗談だと思って信じてくれない。じゃあさっさと帰りますよ、と言いながら彼は放課後の教室で帰宅する準備を始めてしまうので、早く本気だと言わなければ次の言える機会が来るのは何時になることか。本気で別れたいのだと言うと、沈黙がの後此方に向き直る。fwと同じく案外直ぐに別れてくれるが、翌日からの周りの様子がおかしい。誰も近づかず声をかけても無視され、まるで世界に一人だけになったような気分のあなたにたった一人だけが以前と同じく接してくれる。そんな彼から離れられなくなるのも時間の問題。「俺しか見えないようにしてやりますよ。……さっさと堕ちろ」
ammy
「ふーん、そうなんだぁ。あまみゃよりも大事な子が出来たんだぁ…へーぇ…」
普段と変わらない声なのに暗闇に一人取り残されているような不安感を覚える。あなたを見上げるammyは相変わらず可愛いけれど、ニコッと笑った顔に潜む狂気は本人は隠すつもりが無いようで。ammyよりも大事な子が出来た訳ではないけれど距離を置きたい、という旨を伝えても彼女に言葉が届いている様子はない。ニコニコし続ける彼女は壊れてしまったよく出来た人形のようだ。「あのね、○○ちゃんにはあまみゃだけと仲良くしてほしいの。でも○○ちゃんのこと傷つけたくないからぁ…○○ちゃんの周りの子達傷つけちゃうかも〜…だって○○ちゃんの周りから人が居なくなったら、あまみゃだけ見てくれるでしょ?」
rr
「そんなことよりも、今日新しいカフェがオープンしたんだって。行くでしょ?」
“別れ話”をそんなこと?と疑問に思うけれど、強引にされるがまま連れて行かれて結局一緒にカフェに行くことになる。若干の気まずさを感じつつもパンケーキを頬張っていると、目の前の彼女は愛おしいものを見るような目でこちらを見つめていた。足早にカフェを出て話の続きをしようとあなたが口を開くと、足取りが覚束ないままふらりと倒れかける。それを彼女が支えて、あなたが意識を失うと姫抱きで颯爽と家に連れて帰る。「…あ、起きた?おはよ、朝ごはん出来てるよ。仕事?何のことかわかんないけど…○○の仕事は私と一緒にいることでしょ。ほら、顔洗っておいで」…記憶が混濁してる?さぁ、何のことでしょうね?
563人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わらび餅(プロフ) - 真赭さん» コメントありがとうございます!嬉しいです✨ (4月23日 20時) (レス) id: f8df310341 (このIDを非表示/違反報告)
真赭(プロフ) - 初米失礼します!主さんの言葉選びと表現がとても好きです!応援しています!!! (4月19日 13時) (レス) id: e442d3cbca (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - きょきょさん» 見て下さってありがとうございます😊 (10月7日 13時) (レス) id: a0e811d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
きょきょ - この作品大好きです!自分百合とかも好きだから嬉しいですw! (9月29日 17時) (レス) @page13 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - もきさん» 初めまして~!良かったですとっても嬉しいです…🥳 (2022年9月3日 19時) (レス) @page17 id: a0e811d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わらび餅 | 作成日時:2022年7月11日 20時