微睡みの底 ページ21
vが居ないと生きていけなくなったあなた
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akn
「…うん、うん、やっぱさぁ、人生楽なまんまなんて無理だし……。○○は何にも悪くないのにさ」
夜な夜な、人間関係に悩むあなたの相談を電話で聞いてくれる彼。何を相談しても全て受け入れて、肯定してくれる彼の存在に依存していき、段々と彼が居なければ不安になっていく。彼が居なければ、もう精神を安定して保つことが出来なくなったあなたを見かねて、彼があなたと共に住むことを提案。彼に嫌われたくないがために、あなたも疑問を持つこと無くそれを受け入れてしまう。
「大丈夫。他の誰が敵になっても、俺だけは○○の、○○だけの味方だから」
「(…だから、早く。俺無しじゃ生きていけなくなってよ)」
彼は既にあなたが居なければ生きられない、共依存。
myzm
「何か買ってきて欲しいものとか、食べたいのある？無いなら適当に買出し行ってくるけど」
あなたの家は彼の家。彼の隣があなたの帰る場所。元々彼氏で少し過保護だった彼だが、あなたが職場でのストレスによって精神を病み始めたことを知り、ケアの為に同棲を始める。しかし着替えや食事などを彼がやってくれることや、本人が何もしなくていいと言う(何もさせてくれない)ことによって、精神的にも肉体的にも彼が居なければ生きていけなくなってしまう。
「いいよ、何もしなくて。寧ろ何もしようと思わなくなる方が、俺にはありがたいから」
「(このまま○○が俺に完全に依存してくれたら…ずっと二人っきりだよね)」
あなたと彼だけの世界が、二人にとっての全てになる。
fw
「ねーぇ、姫？姫の彼氏は俺でしょ？だから困ったこと全部、俺に頼って？お願い」
可愛くおねだりしてくる彼の言葉に甘えていくうちに、最初は高いところのものを取って貰う程度の甘えが、髪を結んで貰うなどプライベートなものに近付いていく。気付けば服も、髪も、美容も何もかも全て彼の手の中。もう今となっては部屋のどこに何を置いていたのか、自分では分からなくなってきてしまう。それを
「今日からここが、姫と俺の家！姫は俺がいなきゃ何も出来ないから…勝手に出ちゃ駄目。分かった？♡」
「(もう、一生出してあげない。大事な姫を危険に晒す騎士なんていないでしょ？)」
騎士の庇護欲はとどまるところを知らない。
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わらび餅(プロフ) - 真赭さん» コメントありがとうございます！嬉しいです✨ (4月23日 20時) (
レス) id: f8df310341 (このIDを非表示/違反報告)
真赭(プロフ) - 初米失礼します！主さんの言葉選びと表現がとても好きです！応援しています！！！ (4月19日 13時) (レス) id: e442d3cbca (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - きょきょさん» 見て下さってありがとうございます😊 (10月7日 13時) (レス) id: a0e811d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
きょきょ - この作品大好きです！自分百合とかも好きだから嬉しいですw！ (9月29日 17時) (レス) @page13 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - もきさん» 初めまして~！良かったですとっても嬉しいです…🥳 (2022年9月3日 19時) (レス) @page17 id: a0e811d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび餅 | 作成日時：2022年7月11日 20時
